内容説明
「エスト、よくおるすばんできましたね~なでなでしてあげます!」
「お前は俺のこと、わんちゃんか何かにでも見えてるのか!?」
最強と呼ばれた冒険者の俺、エストは冒険者をやめ、アイテムショップで憧れのスローライフをおくるはず……だった。
しかし、店長のラルアは幼女で俺をペットモンスター扱いしてくるし、そのせいで街の住民からは白い目で見られている!
「やっぱりエストがいると、お店がにぎやかになって、たのしいです!」
満面の笑みでそういう幼女ラルア。……まぁ、こういうのも悪くないかもな。
はりきり店長があま可愛すぎるほのぼのコメディ、はじまる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
20
☆ 孤高の冒険者として名を馳せていた主人公・エストが冒険者を引退して幼女が店長を務めているアイテムショップでペットとして飼われる話。正直全体的に話が薄く感じてしまい、物語も終始単調に感じられてあまり満足出来なかった。一応ロリっ子ヒロインに甘やかされる日常物に分類されると思うが、ロリっ子ヒロイン要素も甘やかされる要素もあまり表現出来ているようには思えず、また各エピソードもどこか既視感のある、目新しさを感じられなかったところが残念に感じた。2020/02/01
中性色
19
ドキーマン。いわゆる最近のロリ作品の傾向という感じだが、ファンタジー背景にしてる割には周辺でやること終わってるのがな。個人的にはもっとモンモン組が絡む造りにしてしまってもよかったかなと感じる2020/01/20
真白優樹
9
姉を亡くし無気力となった最強冒険者の青年が、アイテムショップの店長の幼女のペットにされ始まる物語。―――同じ痛みがこの胸に、だから今君の隣に。 傷を埋めるのではなくしっかりと背負い、そしてそのまま進んでいく。ぶっ飛んだ設定と振り回されて四苦八苦な日々の中、育まれる歪だけど唯一無二の絆がほんの少しだけ温かい物語であり、何だかんだで憎めぬ幼女と仲間達と過ごす日常が笑いを齎してくれる総合的に面白い物語である。振り回されて大変だけどここがよいから。果たしてこの日々はどんな先へ続くのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/01/14
リク@ぼっち党員
8
バブみ系かと思ってたけど、しっかりと年上としての役割を果たしていて、いい意味で裏切られた。最強の元冒険者と神童製作者の共同生活。喪失感を抱いた二人が傷の舐め合いではなく、日々を重ねることで傷を負っていても前を向けるようになっていく感じが良かった。信頼関係が強くなればなるほど首輪が外れなくなるような気もするけど。2020/01/12
りのん
6
元最強の冒険者が幼女のペットとしてごはんを食べさせられたり、いい子いい子と頭を撫でられたりと中々のぶっ飛んだ設定ですが、チクショウ面白かった…!幼女店長のラルアと冒険者を引退したエスト、飼い主とペットと少し歪な関係ながらそれぞれ不安や喪失感などを抱えていた2人が共に過ごすことにより生まれる変化、そして他の冒険者も巻き込んだドタバタな展開と、楽しく読ませてもらいました。というか幼女のペットになるなんてご褒美では…。私はなりたい!次巻も楽しみにしています。2020/01/10