内容説明
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雪の神秘、優しさ、無情、はかなさに触れる。
太宰治は『津軽』で七つの雪名を書いていますが、
雪深い土地が多い日本には、
各地特有の名前が沢山あります。
雪花、銀花、玉塵、桜隠し、不香の花、餅雪……
降り積もる雪は、人々に苦労をさせますが、
舞い降りるその姿、ひと晩で地上を覆い尽くす大胆さなど、
人々に感動も与えてきました。
いにしえより受け継がれてきた
「雪」の美称・異称を
美しき情景写真とともに紹介します。
本書は、雪の名前325語と写真146点を収録し、
その他、詩やエッセー、ことわざや紋章など、
雪にまつわるあらゆるものを多数集めました。
地域差はありますが、1年のうち、およそ4分の1は雪が舞う季節。
本書を片手に、雪を愛でてみませんか。
著者紹介
高橋順子(たかはし・じゅんこ)
詩人。1944年生まれ。佐藤秀明との共著『雨の名前』『風の名前』『花の名前』『恋の名前』は発売以来重版を重ねるロングセラーにしてベストセラー。
佐藤秀明(さとう・ひであき)
写真家。1943年生まれ。北極、チベットなど、世界各国の人々と自然をテーマにした作品を発表。長年、故郷新潟の降雪地帯の撮影を続けている。
※この作品はカラーが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
128
「まほろば歳時記」シリーズ第三弾、今回は雪の様々な表現です。気候変動が、加速していくと、日本においては「雪」が死語となるかも知れません。 https://www.shogakukan.co.jp/books/096824762024/12/28
ポチ
40
夢のあるロマンチックなものから怖いなぁと思うものまで、雪と名がつく事象がこんなにも多いなんてびっくりしました。一緒に掲載されてる写真を見ているだけでも楽しめました。2025/03/28
ざるめ
13
素敵な言葉と写真が盛り沢山(*´∀`*)こんなに素敵な言葉を使いこなせれば、もっと素敵なんだろうけれど…(ヾノ・∀・`)ムリムリ こうやって本を眺めていると雪もイイけれど、暮らすとなると大変だ〜(-.-;)2025/06/15
キンケード&グリーンウェル
6
写真集でもなく、詩集でもなく、それがこの本のいいところ。美しくもあり、自然の厳しさもあり、雪の姿を言葉や写真、詩や俳句など様々な角度から伝えてくれる本。表紙が綺麗なので手に取りました。2025/04/12
COPEN
5
雪にまつわる名前の多さにびっくり、由来や違いも紹介されていて勉強になった。きれいなカラー写真の他に昔の白黒写真もたくさん掲載されていて、昔の生活様子もわかり良かった。2025/02/26
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