内容説明
本書は、「学び」を「教えること」に優先させるアプローチを教育界に広めることを目的としている。外国語教育におけるサイレント・ウェイとその学習理論付き。
目次
序 「学び」を優先するアプローチ
第1章 子どものパワー
第2章 読み書きと算数の教育
第3章 社会科の教育
第4章 教師の役割
第5章 「気づき」の教育学
著者等紹介
ガテーニョ,カレブ[ガテーニョ,カレブ][Gattegno,Caleb]
1911アレキサンドリア(エジプト)に生まれる。1937バーゼル大学(スイス)で数学博士号を取得。1937‐45カイロ(エジプト)で高校教師として科学と数学を教え、同時に「高等科学研究所」の所長を務める。1945‐47リバプール大学(イングランド)数学科で教える。1945‐57ロンドン大学(イングランド)教育研究所数学科で教える。1951リール大学(フランス)で心理学博士号を取得。1952イギリスで「数学教育学会」(The Association for Teachers of Mathematics)を創設。1954レディング(イングランド)で教材会社(The Cuisenaire Company)を設立。1957‐58国連の技術援助使節のメンバーとしてエチオピアに派遣され、非識字問題の解決と教科書作成のために尽力。1968‐88ニューヨーク(USA)に出版会社(Educational Solutions Inc.)を設立。また、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、日本など各地でさまざまなトピック(教育、健康、経済、人生など)のセミナーを開催。1988パリで死去
土屋澄男[ツチヤスミオ]
1930年生まれ。元文教大学教授、元財団法人語学教育研究所理事長。専攻は英語教育学、第二言語習得研究
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