内容説明
教育長・校長・養護教諭など多彩な執筆者が、震災後の学校の機能や教師の役割、地域とのつながりを考える。
目次
第1部 現地からの報告(それでも「地域の中の学校」であり続ける;生命を守る砦として―震災時における保健室と養護教諭の役割;「大熊の子どもは大熊町民で育てる」―自治体の集団移転と学校)
第2部 震災は何を投げかけたか(そのとき学校はどう動いたのか―震災・津波対応に見る学校の危機管理;学校避難所で起きていること;行政組織が崩壊したとき―教育行政の機能マヒと補完・支援;震災後、学校は何を教えたのか―「防災教育」から「復興教育」へ)
第3部 学校という可能性(「災後教育」と教師の役割;震災における学校と地域―現在進行形の「避難」と地域再生;震災という学校危機への対応;持続可能な教育行政をめざして―教育委員会へのBCPの可能性;震災後の学校教育への提言)
著者等紹介
佐々木幸寿[ササキコウジュ]
東北大学卒業、東北大学大学院博士課程修了。博士(教育学)。岩手県教育委員会指導主事・主任管理主事、信州大学准教授を経て、東京学芸大学教授。専攻は教育行政学、教育経営学。研究テーマは、教育基本法制、地方教育行政組織など
多田孝志[タダタカシ]
東京学芸大学卒業、上越教育大学大学院修士課程修了。目白大学人間学部教授、学部長・児童教育学科長、日本学校教育学会会長。日本国際理解教育学会前会長、専門は国際理解教育、対話論、学習論
和井田清司[ワイダセイジ]
東京教育大学卒業、筑波大学大学院修了。武蔵大学人文学部教授。専門は教育実践研究・教師教育・社会科教育。日本学校教育学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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三色かじ香
けんとまん1007
壱萬参仟縁
よし
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- 和書
- 源氏遠鏡 勉誠社文庫