東日本大震災と学校教育―震災は学校をどのように変えるのか

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東日本大震災と学校教育―震災は学校をどのように変えるのか

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780305227
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

内容説明

教育長・校長・養護教諭など多彩な執筆者が、震災後の学校の機能や教師の役割、地域とのつながりを考える。

目次

第1部 現地からの報告(それでも「地域の中の学校」であり続ける;生命を守る砦として―震災時における保健室と養護教諭の役割;「大熊の子どもは大熊町民で育てる」―自治体の集団移転と学校)
第2部 震災は何を投げかけたか(そのとき学校はどう動いたのか―震災・津波対応に見る学校の危機管理;学校避難所で起きていること;行政組織が崩壊したとき―教育行政の機能マヒと補完・支援;震災後、学校は何を教えたのか―「防災教育」から「復興教育」へ)
第3部 学校という可能性(「災後教育」と教師の役割;震災における学校と地域―現在進行形の「避難」と地域再生;震災という学校危機への対応;持続可能な教育行政をめざして―教育委員会へのBCPの可能性;震災後の学校教育への提言)

著者等紹介

佐々木幸寿[ササキコウジュ]
東北大学卒業、東北大学大学院博士課程修了。博士(教育学)。岩手県教育委員会指導主事・主任管理主事、信州大学准教授を経て、東京学芸大学教授。専攻は教育行政学、教育経営学。研究テーマは、教育基本法制、地方教育行政組織など

多田孝志[タダタカシ]
東京学芸大学卒業、上越教育大学大学院修士課程修了。目白大学人間学部教授、学部長・児童教育学科長、日本学校教育学会会長。日本国際理解教育学会前会長、専門は国際理解教育、対話論、学習論

和井田清司[ワイダセイジ]
東京教育大学卒業、筑波大学大学院修了。武蔵大学人文学部教授。専門は教育実践研究・教師教育・社会科教育。日本学校教育学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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三色かじ香

4
教職員、行政、地域の人、児童生徒、さまざまな人の努力と適切な判断があったから、とはいえ、頑張ればあれほどの災害があっても、迅速に学校を再開できるんだな、と感動しました、というのが率直な感想です。日頃から、災害直後の命を守るフェーズ、3日間自分たちで頑張るフェーズ、その後避難所生活を円滑に運営しつつ日常を取り戻すフェーズ、それぞれに対して、情報を得ながら想像力を働かせておくべきだと思いました。2020/10/17

けんとまん1007

3
あれから1年。東日本大震災に限らず、何かことがあった時、学校の果たす役割、地域における存在というものは、とても大きいものがある。自分の子ども・孫を通して学校とのつながりがあり、ハードルが低いこともあると思う。メデイアを通じて、いろいろ伝えられてはいるが、ここで書かれていることは、それらよりももっと伝わるものが多いし、いろいろな観点で書かれているので、とても学ぶことが多い。先生方の果たされたことの大きさも伝わってくる。一人の人としての存在を考えずにはいられない。2012/03/14

壱萬参仟縁

1
鍬ヶ崎小学校の防災かるたは、教育効果があったと思われる(16ページ)。また、防災マップも子供たちの手作りで、地元学が実践されていた。こうした地域学習は、万が一の時に威力を発揮する。教育の原点は、対面であり、寺子屋からの出発と書いてある(42ページ)。全面的に同意する。防災こそ相手を信頼しなけば一緒に逃げようとか、あっちが安全だとか、いう情報交換も、判断も瞬時にできかねる。普段の過ごし方が全てではないか。教育委員会の見直しは、政権交代というよりはむしろ、いじめ問題の対応が問題が多く言われたが、遅すぎる。2012/11/14

よし

0
東日本大震災の際、被災地の学校で何が起きたのか、これからの学校教育にどのように生かしていくのか、数人の研究者がまとめた本。現場での丹念な調査がうかがわれ、貴重な記録にもなっています。移転先の会津若松市で学校を早期に再開することで、学校が絆となり、地域コミュニテイが維持されている大熊町の話が印象的でした。2012/04/05

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