内容説明
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地球上の様々な環境問題を解決するには、環境変化を複眼的に捉え、多様な方策を創りだし社会に受け入れられながら広めていくという創造的総合力が求められます。 本書は、京都大学の共通科目の講義「地球環境学のすすめ」のテキストとして書き下ろされたもので、開発による強制移住、文化的景観の保全、気候変動政策とエネルギー政策の統合、化学物質と廃棄物処理、生態系、土木構造物の老朽化、自然災害とコミュニティ防災などの具体的な環境問題を、経済・法学・社会学などの文系から工学・農学など理系分野まで様々な角度からフィールドワークします。
目次
第 I 部 環境問題をどのように捉えるか
第1章 開発による強制移住―経済成長が引き起こす犠牲とは?
第2章 衛星からみる環境問題―都市の拡大と砂漠化
第3章 生態系サービスと社会
第4章 地域に根ざした文化的景観の保全
第5章 風土建築から学ぶ持続的人間環境―文化継承社会再生への建築的視座
第6章 気候変動政策とエネルギー政策の統合―なぜ日本では進まないのか?
第II部 環境変化とどのようにつきあうか
第7章 新規有機化合物の有用性と危険性
第8章 大地をめぐる環境保全・創造―「土」の機能を活用する
第9章 エコロジカルサニテーション―健康と環境を衛るしものふんべつ
第10章 廃棄物の現在・過去・未来―適正処理、資源循環、そして事故防止のために
第11章 生命科学による生命現象の解明とその応用に向けて
第12章 生体の環境変化「感知」メカニズム
第13章 構造ヘルスモニタリング―土木構造物の高齢化への取組み
第14章 安全と安心の間―リスクコミュニケーションを考える
第III部 自然災害への適応力をどのように高めるか
第15章 自然災害と地域社会
第16章 東日本大震災から学ぶコミュニティ防災へのアプローチ
第17章 防災・減災の視点で今を見つめる―巨大災害と防災・減災のこれから
エピローグ――地球環境学のすすめ
索引
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