中公文庫 ちぎれ雲（三） 謀反の剣

著者名：富樫倫太郎【著】

中央公論新社（2024/11発売）

• ISBN：9784122075849

内容説明

煬帝一味の襲撃を撃退した麗門愛之助は、再び放蕩三昧の日々を送っていた。
ある日、彼を庇って死んだ女盗賊・孔雀の墓参りへ行くと、孔雀と瓜二つの女・朱雀が現れる……。
一方、佳穂は旗本奴の般若党と全面対決、そして幕府転覆を画策する煬帝は、八代将軍吉宗の暗殺計画をついに実行する！

　どうする、愛之助!?　文庫書き下ろし

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こたろう]

面白かった。最後はとんとんと話が進み、愛之助が超多忙。朱雀はいったい何者なのか？興味は尽きない。

2025/06/12

[ねぎまぐろ]

★★

2025/05/01

[好奇心]

町奉行の実弟・麗門愛之助、老中・本多からの密命を受け、幕政改革を目的に、将軍吉宗の命を狙う集団、それを束ねる棟梁が実は、実の兄だった、活劇時代小説楽しく読ませて貰った

2025/07/29

[安土留之]

面白かったけど、主人公の破天荒さが薄れ、無頼感がなくなぅた感じ。もっと主人公を縦横無尽に動かして欲しいなぁ。

2025/05/30

[ジョー]

１・２巻より話しが深くなった気がするがその分、主人公の愛之助が控え目になった気がする。その方がリアリティーがあるような気がする。しかし、愛之助が煬帝と兄弟で麗門家の血筋じゃないとはね。４巻からは舞台を京都に行くようだね。

2025/03/06