内容説明
小さな悪意で人生の明暗が分かれた二人の奉公人。
十三年後、その決着をつける時が来た――。
新米同心・凜之助の運命は!?
江戸で凶悪な押し込み強盗を繰り返す四人組の賊。
繰綿問屋の井筒屋で主人を殺して金を奪うが、一人は逃げ遅れて深手を負う。
凜之助が事件の背後を調べると、
些細な出来事で転落した男たちの孤独な姿が浮かび上がる。
その中には、京橋・摂津屋の主人に見込まれ、一人娘の婿候補だった
手代の新三郎がいた。人気シリーズ、完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
13
2024年11月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ4作目。凶悪な押込みの調査に乗り出す凛之介。地味な捜査だが、犯人たち、背景が少しずつ明らかになって行くところが面白い。凛之介の嫁候補の話もあり楽しめる。ラストの縁談話の結果で、あっ!となりました。凛之介は、残念無念ですが、まぁ仕方ないですね。次回の進展が気になります。2024/12/31
goodchoice
1
はやいものでシリーズ5作目。事件を追う筋立てと凜之助の嫁取りがパラレルには描いてあるところが面白い。事件は解決したが、嫁取りは振り出しに戻り、凜之、の苦労は続く。2024/12/06
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