内容説明
累計50万部突破! 大人気シリーズ第6弾
26歳光莉は横浜の赤レンガ倉庫に現れた星遣いの猫たちに、人生を好転させる鍵を教わる。読むだけで元気になる占い&スイーツ物語。
目次
プロローグ:あの日のピアノソナタ
第一章:フラワームーンの前奏曲と満月のランタンパフェ
第二章:新月のフルーツケーキとトロイメライ
第三章:木星の円舞曲と桜のスムージー
第四章:未来への序曲
エピローグ:星たちの夜想曲
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
234
完結ではないけど、一区切りみたい。毎度のことですが占星術はよくわかってない。今作は相関図があるけど、なんじゃこりゃ~。複雑すぎるではないか。全てが繫がってることだけは理解した。そう、それはディステニーなのさ。満月のランタンパフェ、いいじゃないか。深海のアイスコーヒーを飲みながら読書したい。満月珈琲店のメンバーが、いつもと違い神出鬼没に登場。もっとトレーラーとセットで登場してほしかったな。地から風がどーのこーの、木星があーだこーだ、土星がうんぬんかんぬん、よくわからないが、最後はウルッときた。2024/12/12
ひさか
99
2024年12月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ6作目。人物相関図が楽しい。締め括りにふさわしい展開と終わり方で、うまくできているな〜と感心してしまいました。奇跡のようです。2025/02/01
里愛乍
98
シリーズ6作目となる本書で、ひとまずは締めくくりとのことで巻頭を飾るこれまでの人物相関図の壮大なこと!京都から始まり九州から北海道と、まさに全国に現れる満月珈琲店。可愛い猫たちとスイーツと珈琲、そして星詠み。好きなものてんこ盛りで毎年新刊を楽しみにしてましたが…最終回というわけではないとのこと、また気まぐれに会えるかもしれません。そして本年度は自分にとって土星回帰に当たるのかな、身に余る大役が。一年後、心から笑っていられますように!2025/02/17
Karl Heintz Schneider
91
今回、満月珈琲店が登場するのは横浜。表紙絵の横浜ベイブリッジと赤レンガ倉庫は舞台装置としてはうってつけだ。本文では3人の編集者が語り部となる。たくさんの素敵な言葉に出遭えたけれど、なかでも第三話がとても良かった。「シンデレラにとって運命の人は王子様じゃなくて魔法使いのおばあさん。みすぼらしかったシンデレラを輝かせてくれたからこそ彼女は舞踏会に行けた。」美しくなったからこそ王子さまは彼女を見初めた。もしみすぼらしいままだったら、どうだっただろう。そしてこのシリーズと言えばスイーツ、満月のランタンパフェとか。2025/02/07
あすなろ
87
満月珈琲店ももう6巻目。あとがきに拠れば、一旦ここでこの物語を〆るとの事。その意味で巻頭には1巻からの人物相関図もあり、本巻で〆られているとの事。ただ全くという程覚えなし。それはそれとして各巻毎に楽しめたという事にて。その本巻も失礼ながら占星術の箇所は流し読み。今回もそれは控え目ではあったが。ラストになるに従い、本シリーズは人生の転機からの救いや希望を描く事が増えてきた様に思うが、しがらみなく前進しようという気力が読者にも与えられるのが洗われるかの如く清々しいので読み進めて行ったのである。またいつの日にか2025/10/18
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