内容説明
大人気書き下ろし「満月珈琲店の星詠み」シリーズ第5弾!
淡路島で母を看取った百花。満月の夜、散歩に出かけると、閉まっているはずの遊園地に見知った猫が入っていき……。花巻の祖父母の家で療養する少年、宮島で姉妹関係に悩む女子、人生に迷う人々の近くで、満月珈琲店が開店する。星遣いの猫たちのあたたかな言葉と、美しいイラストが共鳴する大人気書き下ろしシリーズ、第5弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
284
今回は読書もテーマになってるのかな。読書好きな人には、つかみはOKですね。物語とはいえ、人の恋路を応援したくなる。恋する諸君よ、頑張れ~!満月珈琲店の出現の仕方が、いつもと変わってる構成ではありますが、これはこれで良い。あいかわらず猫たちの言葉が温かい。あら波のジェラート、ベテルギウスのプリン、美味しそうだ。いや、絶対に美味しいはずだ。占星術は、あいかわらずチンプンカンプンだけど、章の合間の『惑星年齢域』の表がなんとなく自分を見つめ直す機会を与えてくれた。2023/12/18
Karl Heintz Schneider
148
満月珈琲店シリーズ第五弾。マンネリだと思いつつも読んじゃうやつ。三話で構成されているが前話の登場人物が次の話に出てきたり物語もゆる~くつながっていたりして飽きずに最後まで読むことができた。第三話の最後の場面では思わずホロッと。ファンタジーでありながらほっこりする読後感。そして満月珈琲店と言えば、桜田千尋さんのイラスト。最初に出てくるカッサータはシチリア地方の伝統的スイーツ。果汁かリキュールで湿らせたスポンジケーキにカンノーロの中身にも使われるリコッタチーズと果物の砂糖漬けを重ねたもの。是非食べてみたい。2024/02/21
ひさか
139
2023年12月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ5作目。木星と銀河のカッサータ、水星のお茶会とベテルギウスのプリン、金星と三日月りんごのアップルケーキ 、の3つのお話とエピローグ。占星術がおぼろげながらわかるようになった。前巻からの表の力が大きい。それぞれの問題な対応していく登場人物たちが興味深く、それを順に語って行く展開が面白い。満月珈琲店の登場の仕方に工夫があって楽しい。2026/08/25
あすなろ@no book, no life.
130
満月喫茶店シリーズ5巻目。思えば確かにノーマルの珈琲が提供されたのは初かも。そんな事を思いながら始まる本巻。淡路島や宮島の厳島神社の素敵な情景を下敷きに、今回のテーマだという秋の夜長と月夜。そして読書。加えて親族繋がりだと思う。母が旅立った後の娘の話や姉妹の結婚迄の話に惹かれたのである。本シリーズは、途中巻で占星術の話が多くなり、一時止めようかと思った事も正直あったが、読み続けて来て正解だと思い直したのが、4.5巻である。また6巻も読み進めたい。2025/10/04
雅
126
辛かったり悲しい境遇にある人達を優しく癒す。幸せな読者時間でした2024/06/06




