光文社キャラクター文庫 後宮女官の事件簿（三） 雪の章

著者名：藍川竜樹【著】

光文社（2024/11発売）

• ISBN：9784334104979

内容説明

宮正女官の魏蛍雪は皇太后に招かれ異例の歓待を受けた。戸惑う蛍雪の元に、宮殿内に設置した氷像を何者かに壊された、という訴えが持ち込まれる。相棒の女性武官・趙燕子こと皇帝は、なぜかこの三月ばかり姿が見えない。何が起きているのか？　そして皇太后の秘めた思惑とは？　大きな流れに巻き込まれながら、蛍雪は事件解決に奔走する！　待望の第三弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

皇太后に招かれ異例の歓待を受けた宮正女官の魏蛍雪。戸惑う蛍雪の元に宮殿内に設置した氷像を何者かに壊された、という訴えが持ち込まれる第3弾。相棒の女性武官・趙燕子こと皇帝は、なぜかこの三月ばかり姿が見えない中で次々と起こる壊された氷像、無人の廟に出る幽鬼、毒殺された侍女、そして雪の密室となった冷宮から消えた嬪。魏蛍雪を気に入って内官にしたい皇太后の思惑が示唆されて、女性武官に扮した皇帝・趙燕子との相棒関係が脅かされる中、皇帝もどうすべきか難しい判断を迫られましたけど、覚悟を見せた蛍雪の決断が印象的でしたね。

2024/12/09

[むぎむぎ]

影武者の曹美麗？だっけ？１回きりで出番終わり?

2024/12/23