内容説明
東京五輪開催を目前に控えた2020年6月、お台場の飲食店で複数の惨殺遺体が発見された。同じ頃、東京湾上の豪華客船でも同様の事案が発生。狂犬病の亜種と思われる新種ウイルスが原因と判明する。感染者の発症率は100%。しかもゾンビ化し人間を襲い食らう。乗客、警察官と海上保安官選抜者からなる「感染捜査隊」を乗せた同船は、硫黄島近海に隔離されることとなったが――。女性刑事と海保出身の隊長が繰り広げる死闘に瞠目せよ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アンベラー
6
読むのに少々疲れ気味 ゾンビ化した感染者がうじゃうじゃといていつ自分が襲われるか、今話していた人間が感染したら容赦なく頭を狙って撃つ 普通の感情じゃ無理、読んでる方も夢に出てきた しかし、なぜ来栖があそこまで冷酷に対象しているかやっと納得由羽も強くなければならない 続編を読んでみる 2025/12/06
coldsurgeon
5
とてもおぞましく、ホラーそのもののミステリー。しかし、新型コロナウイルス感染症を経験した社会には、起きたかもしれない現象を思い起こさせる。非常時、災害時においては、愛情・同情・友情などを無視して、自らの命を守らなければならない状況を想定できるかどうかが重要なのだろう。平常時のコモンセンスは、非常時には足枷になるだけである。続編も楽しみな物語だった。2025/02/04
まゆこ
4
★★★☆☆2025/03/07
cocomatsumoon
3
主人公はイキってるわけでは無いんだろうけど、何度かイキってんじゃないよ...と苦々しく思ってしまった。ゾンビやスプラッタ的表現は苦手なんだけど、それぞれの立場にいる捜査隊の闘いへのモチベーションとか、心構えとか、そういうのは読んでいて面白かった。 こんなことは永遠にフィクションでありますように。2024/11/27
倉屋敷??
2
主人公の女刑事を含め警察物として捉えるとイマイチ。 ただゾンビが登場してからは面白い。 続編も手元にあるので近いうちに読めたら読もう。2025/05/27




