内容説明
なぜか年中、雪に閉ざされた町キンバリー・クラーク・ウェイマスは、児童小説の聖地巡礼の地として有名。だが、観光の目玉である関連グッズ店の店主ビリーが店を閉めて引っ越そうとしたことで、不動産業者や作家や探偵やプロの幽霊を巻きこみ、町は大騒動に!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もち
13
「彼女。崩れ落ちそうだ。今にも」◆児童書の舞台となった、雪が降り続ける町。父からグッズ店を継いでいたビルは、ついに店を閉めようと決意した。誰もが諜報員、死人や色のない闇を抱える町は、たった一店舗の閉店で、存続の危機に立たされる。■あらすじから受ける印象とは真逆に、毒と陰のある、心を真綿で絞める展開が続く。独特の語りと凄まじい数の人物が噛み合い、物語世界から抜け出せない。自分がまるで、町に縛られる語り手たちになったかのよう。軽妙だが息が詰まるシンクロなんて、初めてだ。2024/10/27
pulp
10
予想以上の大苦戦! 発売日に書店で手に取ったものの、登場人物表が4ページ(後で数えたら59人でした)+上下巻での価格に躊躇して、その日は見送ってしまった。でも翌日、翻訳の宮﨑さんの「横綱級のヘンテコ本」の言葉に釣られて結局購入。人物が多いこともさることながら、わざと混乱させるような書き方をしているんじゃないかな、これ。何度も行きつ、戻りつ、上巻はなんとか読み終えた。とっ散らかった話が収れんすることを祈りつつ下巻へ。最後まで読み終わるまで、これはちょっと時間かかりそう。2024/10/31
一柳すず子
5
登場人物が多い上に地名も人名みたいだし無機物にも名前あるし場面もどんどん変わるし状況把握に時間がかかるスラップスティックコメディ。半分くらい進んだらまあまあ分かってきたんでこのドタバタ感面白い。2025/05/25
スイ
5
感想は下巻で。2024/12/12
なごみ
2
これはきつい!!翻訳の読みにくさが異常。単語だけ和訳されててあとは英語のまんまって感じなのでもう半分英文みたいなもの…これはあえてこの下手な翻訳なのか?加えて多すぎる登場人物、知らなすぎるたくさんの地名、わからなさすぎる喩え…なにより本筋が何かわからない!上巻読み終わってもまだわからない!私は何を読んでいるのか…とずっと思いながらも何故かよし、今日も読み進めるかとなる謎の雰囲気。もう大して意味のなさそうな修飾文はどんどん飛ばしたら進むようになった。しかし何処にむかってこの物語は進むのか、下巻へ突入です2024/12/22
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