内容説明
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鉄道のある風景を集めた小川真二郎氏の初の作品集です。
小川氏はパース感を強調した画風で駅前や街角の風景、電車が走る線路沿いの情景を描き、SNSで人気となっています。
独特のデフォルメによって地形の高低や線路の曲線が強調され、ガタピシした建物や電車がどこか懐かしく、温かみを感じさせてくれます。日本らしい季節感を盛り込んだ風景を描いたものが多く、ページをめくりながら四季の移ろいが感じられる構成になっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
127
鉄道のある風景を集めた小川真二郎氏の初の作品集です。 ノスタルジー溢れる各駅停車の駅(全国)中心で古き良き時代を感じさせます。首都圏の駅は、半分ほど下車したことがありました。 https://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=352012024/10/14
ビーグル犬大吉
2
「線路沿い街歩き」というタイトル通り電車が出てくるシーンがほとんど。知っている場所は少なかったが、どの作品も心が癒された。タイムスリップを意識して描いてないらしいが、昭和の郷愁を感じさせる作品が多かった。また、絵の中にさり気なく、ネコが顔を出すのもユニーク。お気に入りは名鉄瀬戸線・矢田川界隈の立ったネコ、都電荒川線・花の飛鳥山の蝶を捕えようとするネコ。雨の中を悠然と歩くネコなど。山手線・長者丸踏切のネコは犬より大きいのが笑える。生活や風景にネコが溶け込んでいる姿が楽しい。よっぽどネコ好きなんだろうな(笑)2024/11/24