内容説明
構造主義を代表する思想家の一人として20世紀の思想界を席捲し、いまなお、世界の精神分析界を挑発し続ける巨星ジャック・ラカン。彼の思想の「生成」を、その出生にまでさかのぼって精緻に分析し、共鳴者たちとの出会いを、「測り知れざるもの」への熱狂症候群としてとらえ、その文化的深層をダイナミックに読み解いた、いまフランスで話題の書。
目次
1 序
2 測り知れざる知
3 ラカン主義
4 誇大性と知
5 ラカンの悲しみ
6 子供の死
7 一人ぼっちにならないでいること
7 最悪の臨床
9 幼児期に由来する病
10 ラカンの継承
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