内容説明
20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチ。その母の数奇な運命を、未発表を含む原資料で見事に描いた初の評伝!写真100点。
目次
第1章 生い立ち(一八七三‐一八九六)
第2章 ニューヨークとニュージャージー時代(一八九六‐一九〇四)
第3章 ロサンジェルス時代(一九〇四‐一九〇七)
第4章 東京時代(一九〇七‐一九一一)
第5章 神奈川時代(一九一一‐一九二〇)
第6章 帰国(一九二〇‐一九三三)
著者等紹介
マークス,エドワード[マークス,エドワード] [Marx,Edward]
愛媛大学准教授。ニューヨーク市立大学博士
羽田美也子[ハダミヤコ]
日本大学非常勤講師。博士(国際関係)
田村七重[タムラナナエ]
愛媛大学国際連携推進機構非常勤講師を経て、現在同機構キャリア・コンサルタント
中地幸[ナカチサチ]
都留文科大学教授。オハイオ大学博士(英文学)。2009年フルブライト客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バーベナ
1
ドウス昌『イサム・ノグチ』で知った、イサムの母:レオニー。彼女が残した手紙や手記から人物像を追う。夫:ヨネの冷淡な仕打ちに、国を超えて振り回された女性というイメージだったけれど、彼女の強さと賢さは、友人や子供たちに宛てた手紙に残されたユーモアに垣間見られる。貧しく過酷な生活状況で、この手紙が書けるって凄い。恨み言のひとことも無いなんて。そして、イサムの妹に関することなど、他人に迷惑がかかりそうなことは、一切書き残していない。こんな女性を手玉にとった明治人がいたとは・・・。2014/04/23
出原樹音
0
おもしろかった。
lovejoy
0
★★★★2023/11/19