双葉文庫<br> 芝神明宮いすず屋茶話 : 1 埋火

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双葉文庫
芝神明宮いすず屋茶話 : 1 埋火

  • 著者名:篠綾子【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 双葉社(2024/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575672152

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内容説明

芝神明宮の門前茶屋「いすず屋」の女中として働くお蝶。人には言えないある事情を抱えながら、茶屋で働き続けることができるのも、女将のおりく、そしてしょっちゅう茶屋に顔を出してくれる町火消し「め組」の連中のおかげだ。そんなある日、お蝶の幼馴染みで、油問屋の跡取り娘のお美代が店を訪れる。温泉へ湯治に行く間だけ、飼っている仔猫を預かってくれないか、と頼んできたお美代だが、どことなく思いつめた様子に、お蝶は不安を覚える。門前町を舞台に義理と人情あふれる日常を描き出す新シリーズ開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

78
篠さんの新シリーズ。主人公は芝神明宮の門前茶屋「いすず屋」で働くお蝶。鬱屈を抱えていそうな客の話を聞く優しい女性。物語の初めは彼女を目当てにやってくる加賀鳶の男や、それを邪魔する昔馴染のめ組の鳶の話でわいわいがやがややっているんだけど、ある時からお蝶の過去が語られ始め物語は深刻になる。お蝶にはかつて鳶職の許婚がいたが、火災の時行方不明に。加賀藩にまつわるお家騒動、秘密を握る男、不穏な風がお蝶の周りで吹き始める。茶屋に毎日顔を出す、一柳という俳諧師の存在。隠された謎の行方は?子猫のそら豆がアイドル。2024/12/05

のびすけ

27
面白かった。門前茶屋で働くお蝶をめぐる恋と人情の物語、と思いきや、お蝶が抱える込み入った事情が明かされる意外な展開。仔猫のそら豆ちゃん、茶屋のお餅、お蝶に思いを寄せる火消したち、そしてミステリー要素。いろいろと今後も楽しみなシリーズ。2025/04/17

一五

10
茶屋いすず屋で働くお蝶は 大事な人が行方知れず。え?な過去に、かかわりありの加賀藩に、火消し達に。①だけあって盛りだくさん。加賀からの密偵は一柳が怪しい2024/12/13

もちこ

7
初読みの作者さん。 お茶屋のちょっと年嵩のいった看板娘のお蝶さんが主人公。ややミステリみのあるお話や、お蝶さんの過去など盛りだくさんで、さてこれからどうなるのかといったところ。そら豆かわいすぎ。 2025-162025/02/08

めぐぼう

4
「埋火」「うずみび」と読む。 囲炉裏や火鉢で暖をとる暮らしが一般的だった時代、人びとは床につく前、炭火を灰の中に埋め、翌朝、あらたな火種にしたという。 灰に埋もれて見えないが、決して消えることのない残り火に、主人公のお蝶の心を重ねた。おこんの火事の時に失われた記憶が戻って良かった。 篠綾子さんは、小烏神社奇譚シリーズをキッカケに読み始めた作家さん。今回、新しいシリーズが始まり1巻から同時スタートできるのでゴールまで一緒に楽しみたいと思う。2025/01/10

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