事例で学ぶ情報サービス演習

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事例で学ぶ情報サービス演習

  • 著者名:吉井潤
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青弓社(2024/10発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787200860

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内容説明

図書館利用者の質問に答え、適切な書籍を案内する能力を身につけるための科目「情報サービス演習」。図書館員や講師として長く図書館業界に関わってきた著者が、経験と多様な事例をもとにレファレンスや情報検索サービスをレクチャーする。

新聞や雑誌の探し方から地名や医薬品について質問された場合まで、押さえておくべきポイントとともに、レファレンスに利用できる紙媒体やインターネットの情報資源を案内する。また、実例をもとに、来館者の質問と図書館員の回答、回答にいたるまでのプロセスを紹介する。

さらに各回の演習では、来館者からの質問を想定した実践的な設問を掲載。個人での学習のほか、レファレンス研修のテキストとしても役立つ「事例で学ぶ図書館」シリーズ第4巻。

目次

はじめに

第1回 情報サービスの意義

第1章 情報サービスの範囲

第2章 正解よりは最適解

第3章 演習

第2回 情報サービスの設計

第1章 情報サービスの設計を考えるための前提
 1 言葉の定義
 2 来館者に声をかけられたときの対応
 3 基本的な対応能力を上げる方法

第2章 レファレンス対応でのありがちな問題
 1 来館者が何について知りたいのかわかっていない
 2 デリケートな問題を含む質問
 3 専門的すぎる質問
 4 おすすめの本を聞かれる
 5 回答できない質問を受けたとき

第3章 公立図書館の情報サービスの設計

第4章 レファレンスサービスの体制づくり

第5章 演習1

第6章 演習2

第3回 レファレンスコレクションの整備

第1章 レファレンスブックとは何か
 1 言葉の定義
 2 レファレンスブックの排架例
 3 レファレンスブックの種類

第2章 レファレンスブックの選択と評価
 1 レファレンスブックの選択
 2 レファレンスブックの評価
 3 データベースやインターネット情報源の評価項目
 4 レファレンスブックの更新

第3章 演習

第4回 レファレンスインタビューの技法と実際

第1章 レファレンス対応の基本
 1 言葉の定義
 2 対面レファレンスの基本的な流れ
 3 レファレンスインタビューの心得
 4 最低限のレファレンスインタビュー対応
 5 対面レファレンスの基本的な対応

第2章 演習1

第3章 演習2

第5回 情報検索の技法と実際

第1章 検索エンジン
 1 言葉の定義
 2 メタ検索エンジン

第2章 電子ジャーナル

第3章 データベース

第4章 演習1

第5章 演習2

第6回 質問に対する検索と回答

第1章 レファレンスサービスの区分
 1 言葉の定義
 2 質問に対する調査の方法
 3 質問の受付方法
 4 質問に対する回答の方法
 5 質問・回答の原則
 6 質問・回答の制限と除外

第2章 質問の分析と情報源の選択
 1 言葉に関するレファレンスブック
 2 事物・事象に関するレファレンスブック
 3 歴史に関するレファレンスブック
 4 地理に関するレファレンスブック
 5 人物・団体に関するレファレンスブック

第3章 演習

第7回 発信型情報サービスの実際

第1章 発信型情報サービスとは何か
 1 言葉の定義
 2 発信型情報サービスの種類

第2章 パスファインダーの作成
 1 パスファインダー作成の意義
 2 参考になるパスファインダー
 3 パスファインダー作成の手順

第3章 演習

第8回 情報サービスの評価

第1章 評価の観点と項目
 1 情報サービス全体の評価
 2 アンケートによる評価
 3 レファレンスサービスの評価

第2章 レファレンス事例の作成・評価
 1 言葉の定義
 2 記録を取る
 3 記録用紙の作成
 4 事例の共有範囲
 5 事例データベースの作成

第3章 レファレンス事例の公開例
 1 事例を公開している図書館
 2 事例検索が可能な図書館

第4章 演習1

第5章 演習2

第9回 図書を探す

第1章 所蔵調査の基本
 1 キーワード検索とNDCおよびBSHを使った検索の違い
 2 図書の所蔵調査の基本的な流れ

第2章 回答に使用する情報資源
 1 インターネット情報源
 2 紙媒体

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