朝日文庫 滝沢馬琴 上

著者名：杉本苑子【著者】

朝日新聞出版（2024/09発売）

• ISBN：9784022651686

内容説明

江戸後期の文豪・滝沢馬琴の晩年は悲惨だった。口やかましい老妻、病弱な一人息子と孫、終始厄介を起こす親類たち。そのうえ長年の酷使のために馬琴の視力さえもが衰えてゆく……。孤高の文豪とその周辺を描いた感動の歴史巨編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[シロナガススイカ]

「失明だ。とうとうやられた！」／八犬伝はこうして生まれた。／大河ドラマに合わせた新装版の模様。1983年には文庫が出ていたようで、確かに語句には若干の古さを感じるものの、特段気になることもなく読める。過剰なドラマチックさがなくて、むしろ良いかも。あいにく大河は観ていないのだが、近しいところで思い出すのは朝ドラ『らんまん』の寿恵ちゃん。寿恵ちゃんといえば馬琴先生、馬琴先生といえば寿恵ちゃん。あのキャラ、非常に可愛かったっすよねぇ。はい。そんなこんなでなんとか、得意ではない歴史物を読み進めるのであった。

2025/10/22

[ナジィ]

初の作家さん。 あまり合わないかな？

2025/09/01