講談社文庫<br> 杜ノ国の滴る神

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講談社文庫
杜ノ国の滴る神

  • 著者名:円堂豆子【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2024/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784065367810

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内容説明

時空をこえて結びつく二人。
いま読みたいファンタジー。

華麗な世界観で大反響!
『杜ノ国の神隠し』『杜ノ国の囁く神』に続く、
「杜ノ国」シリーズ最新作
    
真織は不死身となって神に近づいていく自分に戸惑いながらも、人に近づこうとするかつての神王・玉響との結びつきを強めていく。
豊穣をもたらす女神とその声をきく神王が祭政の中心をなす杜ノ国で、政権転覆を企む神領諸氏は水ノ宮を急襲、新しい神王をさらう。
古代和風ファンタジー新章。
〈文庫書下ろし〉

目次

ー乱ー
ー水ノ原ー
ー水占ー
ー継承ー
ー滴ノ神事ー
ー岩宮ー
ー水の辻ー
ー評議ー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

47
なかなか怒涛な展開でした。真織と玉響の関係も変化していくようで、次巻が楽しみです。2024/11/13

よっち

26
豊穣をもたらす女神とその声をきく神王が祭政の中心をなす杜ノ国。政権転覆を企む神領諸氏が水ノ宮を急襲して、新しい神王・流天をさらう第3弾。不死身となって神に近づいていく自分に戸惑いながらも、人に近づこうとするかつての神王・玉響との結びつきを強めていく真織。そんな2人が代々神宮守を担ってきた卜羽巳氏と神領諸氏の抗争に巻き込まれていく展開で、神領諸氏内でも一部で胡散臭い存在と思われていた真織を、人に近づきつつある玉響が意外なしたたかさで支えて、話し合いで新たな流れを作り出していく結末には確かな希望を感じました。2024/09/15

アカツキ

12
杜ノ国3作目。黒槙は水ノ宮を襲撃して現神王を神領へ攫う。そして、千紗杜の古老に神宮守が里に害を及ぼさないよう真織と玉響を誘拐したように装って神領に連れていくと話を通す。神領と水ノ宮の戦は避けられないのか…。面白かった。玉響の成長が著しいだけに、真織が自分は神王ではないと強固に言い張るのに疲れを感じた場面も。そろそろ認めてもいいんじゃないかなぁ。次が最終巻だけど、今作で解決しなかったあれこれはすっきりするのかな。どんな話になるか見当がつかずワクワクする。2025/08/05

すがはら

9
神寄りから人寄りの存在に変わってきた玉響。終盤に見せた堂々たる政治家的な姿に感激です。真織も内心目を見張ってた様子けど、神王として隣ですまし顔で座っている役でなければ、きっと腰を抜かして叫んじゃってただろうな。人は嘘をつくものと分かったから自分も嘘をつくことにした、なんて淡々と言って実行するなんて。ちょっと前の玉響ではあり得ないことでした。このまま穏やかに話し合いで済めば良いけど、どうなることか。2025/08/09

いずみ

5
3作目。新キャラ続々登場。 恵みを受けて当然だという態度はよくないみたいな、現代日本へ向けてのメッセージでもある… 使えなくなるスマホ。一方、土木で現代の道具があれば、と思いつつも千紗杜の人々の力で水路をつくりあげるなど、機械や人工知能によって生活している現代と、自然とともに生きる杜ノ国との対比がテーマのひとつだったのか〜と今更ながら思い至った。 幼い子どもの純粋さもありつつ、成長して凛々しさと逞しさが増していった玉響にちょっとドキドキ。 4作目も発売されたらしいので買いに行こう。 2024/12/06

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