文春文庫<br> 香君1 西から来た少女

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文春文庫
香君1 西から来た少女

  • 著者名:上橋菜穂子【著】
  • 価格 ¥790(本体¥719)
  • 文藝春秋(2024/09発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
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  • ISBN:9784167922696

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内容説明

『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』…世界中で愛される著者の最新作!

人並外れた嗅覚を持ち、植物や昆虫の声を香りで聞く少女アイシャ。旧藩王の末裔ゆえ、命を狙われ、ウマール帝国へ行くことになる。遙か昔、神郷よりもたらされたというオアレ稲によって繁栄を極めるこの国には、香りで万象を知る〈香君〉という活神がいた。アイシャは、匿われた先で香君と出会い……。壮大な物語が今開幕!

※この電子書籍は2022年3月に文藝春秋より単行本上下巻で刊行された作品の、文庫版を底本としています。文庫版は4巻構成となります。
単行本『香君 上 西から来た少女』 → 文庫版『香君1 西から来た少女』『香君2 西から来た少女(ともに2024年9月発売)
単行本『香君 下 遙かな道』 → 文庫版『香君3 遙かな道』(2024年11月発売予定)『香君4 遙かな道』(2024年12月発売予定)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきぽん

48
今回上橋菜穂子氏が選んだテーマは農業。植物の気持ちが「香り」としてわかる少女を主人公に、繊細で美しく、かつ男性的で骨太な物語が紡がれていく。文章だけなのに、映像や音と共に香りも浮かび上がってくるような上橋マジック。2024/10/08

なつくさ

38
新年最初の1冊は上橋さん。全巻が手元に揃うまで読むのを耐えておりました。読んですぐに違う世界に連れていってくれて、どこまでも羽ばたいていく想像の翼に乗り、あっという間に読み終わってしまいました。現実などに戻らずにいつまでも浸っていたい。新年1冊目にふさわしい物語でした。2025/01/01

みやび

34
上橋さん新シリーズ。表紙とタイトルに惹かれて購入。香りで植物や虫の声を聞くというのが新鮮で興味深い。序盤こそ人物名や世界観に戸惑いを感じるものの、物語が進むにつれてどんどん引き込まれていくのは上橋さんらしいところ。国民の繁栄をもたらすオアレ稲の静かな存在が、最初から不穏な空気を孕んでいて目が離せない。少し「獣の奏者」のエリンを思わせるような気もするが、果たしてアイシャはこれからどんな困難にどう立ち向かうのか。このまま2巻へ…。2024/11/25

鐵太郎

29
中世ファンタジー風の舞台背景。バランスが傾きつつある世界と、それに気づく人たち。今を生きるために暗躍する政治と駈け引き。過去の歴史と今。秘密とそれを守る人々。ああ、上橋節だ。香りをかぐ能力で人並み外れた少女と、それがもたらしうる未来・希望・災厄に思いを馳せる人々。この巻はまだ物語の「起承転結」としての「起」ですが、どうやって「結」まで持ち込むのか、充分興味をかきたてられます。2024/12/17

毎日が日曜日

27
★★★★2024/10/27

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