内容説明
名家・華宮の当主であり、伝説のあやかし・天狐を宿す青葉の花嫁となった真白。幸せな毎日を過ごしていた二人の前に、青葉と同じくあやかしを宿す鬼神の宿主・浅葱が現れる。真白と親し気に話す浅葱に嫉妬する青葉だが、浅葱にはある秘密と企みがあった。二人に不穏な影が迫るが、青葉の真白への愛は何があっても揺るがず――。特別であるがゆえに孤高の青葉、そして花嫁である真白。唯一無二の二人の物語がついに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
18
シリーズ2作目かつ、完結作品です。青葉の持つ力は凄い反面、それ故の孤独感というのが改めて浮き彫りとなった1冊のように感じました。真白の行動によって、周囲も巻き込んでの変革が成されたのは良かったです。にしても…継母の本性は恐ろしかったですね。そんな人を当主の妻にと送り込んだ親戚達は何処まで分かっていたのでしょうか…。何にせよ、こちらの問題も無事に解決して何よりです!!2025/07/03
栗山いなり
7
天狐の花嫁となった真白の日常を描いた物語シリーズ第2巻。相変わらずのコメディテイスト多めの物語だったけど今回は少しシリアスな部分もあったかな。終わるのはちょっともったいない作品だった2024/09/19
NyankoroA
1
面白かった!青葉は、この作者には珍しく、誠実で優しい人だったな。真白は、おっとりしてるけど、肝が座ってて強い。2025/04/21
くまくま
1
完結2025/01/02
トラママ
0
終わりなのかな?2024/12/06