内容説明
幼き頃に母を亡くした名家の娘・真白。ある日突然、父に政略結婚が決まったことを告げられる。相手は伝説のあやかし・天狐を宿す名家・華宮の当主。過去嫁いだ娘は皆、即日逃げ出しているらしく、冷酷無慈悲な化け物であると嘯かれていた。しかし、嫁入りした真白の前に現れたのは人外の美しさを持つ男、青葉。最初こそ真白を冷たく突き放すが、純粋無垢で真っすぐな真白に徐々に心を許していき・・・。いつも笑顔だが本当は母を亡くした悲しみを抱える真白、特別な存在であるが故に孤高の青葉。ふたりは“愛”で心の隙間を埋めていく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミグ
7
アンソロジーあやかしの花嫁に収録されていた短編を長編にし書籍化したもの。 ヒロインの真白が孤独な天狐さまと夫婦になるまで。作者にしてはめずらしく真白はとことんおっとりで、無双もしてないwただただほっこりと読了。政略結婚なのか?2024/02/23
栗山いなり
7
幼い頃に母親を亡くした真白が天狐を宿す青年と結婚する事になる物語。何というか、結構コメディテイストだなぁと思った。なんだかんだで笑える作品だったと思う2024/02/16
はる
5
以前アンソロジーで登場したものの長編版2024/02/16
kinta
1
珍しく、自己肯定感の薄い男の子でしたね。ヒーローが。もうヒネてくれれば良いのですが。ヒロインの度量が大きい分、その対比が若干弱い感じ。続くのを基本としている終わり方なので、きっとここから癖ありな出来事があるのではないか、と期待。2024/04/10
トラママ
1
イマイチ。2024/03/04