内容説明
与四郎と俳句の会で付き合いのあった札差の間口屋五郎次が、ふぐの毒で亡くなるという事件が起こった。しかし一緒にふぐを食べたものは毒に当たっていないことから、岡っ引きの新太郎は疑念を抱き、探索を開始する。札差を引き継いだ、五郎次の息子・心平太の周囲には、娘であるお稲への厳しすぎる躾や、女房のお雉の親戚である密蔵への借金などの問題が起きていたという。一方、与四郎の店の小僧である太助が、最近、商売にあまり力を入れていない。道場にも顔を出していないという。これらの事件は、ドン尻屋一家というヤクザと関わりがあることが分かるのだが……。大人気時代小説第五弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
47
江戸は深川佐賀町の稲荷小路に小間物屋「足柄屋」を営む与四郎は、お節介が過ぎるきらいがある。今回は、ヤクザの大所帯であるドン尻屋一家に、足柄屋の小僧である太助が巻き込まれて行く物語です。2025/01/12
犀門
1
No.004★★☆☆☆兎に角、ややこしくて全く先が読めない。2025/01/22
ウーちゃん
0
シリーズものを5巻から読んでしまいました。だからなのか人物像がつかめません。この作家さんは、現代物・時代物と多くを読んできましたが、このような文章を書く人だったのかと。新作よりも過去の作品のほうが合いそうです。2025/01/10
goodchoice
0
正直申し上げてこのシリーズは筋書きがチマチマしていて読んでいてつまらない。小杉さんにしては良い出来とは思えない。2024/08/27