ビームコミックス Void: No. Nine -９番目のウツロ‐ ２

著者名：シマ・シンヤ【著者】

KADOKAWA（2024/07発売）

• ISBN：9784047380288

内容説明

「我ら、最果てを駆ける者なり」

「じゃあな、クソガキ」
地下50メートルより更に深く墜ちていった、シアン。そして彼を「エラン」と呼ぶ「イツリ」。
無作為に集められたはずの３人×３チームの９人の過去は徐々に明かされ、絡み合う。
まるで治験のように与えられた「Ｅ血清」を使い、地下坑道で「金目のもの」を追う彼らは、「生存報酬」を手に入れることができるのか――。
近未来地下潜行型ミステリー、１、２巻同時刊行！

●シマ・シンヤ ビームコミックス好評既刊●
［ロスト・ラッド・ロンドン］全３巻
［GLITCH - グリッチ -］全４巻
［Gutsy Gritty Girl - ガッツィ・グリティ・ガール -］

●コミックビーム 公式Ｘ●
@COMIC_BEAM

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

◎ 先の文明が滅びて300年、再生機構と呼ばれる組織によって再生都市が運営されているポストアポカリプスサスペンス。9人の登場人物が地下坑道で旧世界の遺物を探すのだが、そこには謎の怪物「旧世界の使者」が待ち構えている。少しずつ登場人物たちの過去が描かれ、遺物探しに参加する目的が明らかになっていく。過去編が長くて物語がなかなか進まないのが気になりますが、だんだん面白くなってきました。

2025/08/16

[コリエル]

大体のキャラクターの背景は出終わったかな。で、まあ廃品回収しててもラチが開かないので旧世界とは何かみたいな話になってくる。あら巨神兵でナウシカ? みたいなデカブツを発見して終わっているが、コイツ再生して兵器にしようってことも無いだろうし、ちょっと目的を失っている所はある。

2024/11/23

[たけのこ]

なるほど、２巻最後にはかなり強いヒキがあるね。２巻続きで出しただけのことはあるというか、１巻買った人はぜひ２巻までは読んで欲しい。これは気になるよ。 キャラの背景なんかも描かれてきて愛着もちょっとわいてきたし先、楽しみですね！

2024/07/31

[TaHi]

旧世界の遺物を探して地下を彷徨う3つのチーム。個性的なメンバーそれぞれについて、過去のエピソードが丁寧に語られストーリーが進む展開がいい感じだった。それぞれに何かを背負って危険な地下探索に駆け巡る。そろそろメンバー全員にバックグラウンドが明らかになるので次巻あたりから新たな展開転ずるのかも。

2024/08/04

[参謀]

少しずつ回想ながら、過去が明らかになる面々。ただなかなかストーリーが進まない…新しい地下組織達が現れ…

2025/07/13