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内容説明
人気者になれる日を夢見るトナたろう。
がんばったり、悩んだり、ちょっと休んだりしながら、
今日もお客さんの前へ。
なかなか報われなくたって、楽屋にいれば一人じゃない。
同じ夢を見る仲間たちと、知恵を出し合いながら、
いっしょに舞台を作ってる。
悩んでいるのが自分だけじゃないってわかった時、
不思議と勇気がわいてくるんだ。
そんな悲喜こもごもな楽屋のおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
動物種の違いが芸人の個性となっている『楽屋のトナくん』。例えばナマケモノのナマちゃんはスローな語り口が芸風になっているし、スカンクのポールさんにはオナラ芸があるといった具合。また、ヤギのヤギニコフさんの口癖は「冗談じゃよ」だが、嘘も冗談とすることで相手に許しの気持ちを抱かせる展開は、まさしくお笑いの構造そのものであり、本作が芸人の物語であることを明確に告げているのだ。2025/05/24
らて
0
自分の個性を活かせるものってなんだろう? と模索するトナくん。 才能あふれる者にも悩みはあって、何かしらをみんなが悩んでいる。 それが生きるということなのかもしれない。2024/11/22