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内容説明
個性がないことに悩むトナたろうはいつか人気者になることを夢見て、
今日も楽屋から動物園のお客さんの前へ。
トナたろうにとって個性豊かな動物たちと過ごす楽屋はとても大切な場所。
新しく来る者あれば、去る者あり。ウケる日もあればウケない日もあり。
一日として同じ日はない楽しい楽屋のおはなしです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
35
大家さんでもなく、お父さんでもない、完全にオリジナルの漫画。とはいえモデルはあちこちに居そう。生きた化石コンビのジュラシックギャグがじわじわくる。相変わらず、卑屈だったり、同族嫌悪だったり、しょーもなかったり、なんとなくイジワルだったり、そんなチクリとした痛みを交えつつ、だんだんしんみりと哲学風味になっていく。1巻ということは今後も続くのか。ウサギトリオのピヨちゃん気になる。ところでアーコちゃんが何の動物なのか明記されてなくない?尻尾と鼻の形見ると、多分おサルさんだと思うんだけど。2024/09/22
ぐうぐう
35
『大家さんと僕』も『ぼくのお父さん』も、矢部太郎の日常で起こった出来事を描くエッセイ漫画だったのに対し、最新作の『楽屋のトナくん』は、動物園の楽屋を舞台にした動物達の物語である。一見、エッセイからフィクションの世界へ踏み出したかのように思えるが、楽屋という空間は芸人・矢部太郎のそれこそテリトリーではないか。だからこそのリアリティが本作の肝であり、と同時に帯の推薦文でビートたけしが指摘しているように人間ではなく動物に置き換えた効果が本作のもうひとつの肝になっている。(つづく)2022/12/03
sofia
24
そういえばラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」でダディが「ほんこんの悪口を書いていた」と話していた笑 芸人の楽屋風景がおもしろい。電波少年のカラテカ矢部の時代も覚えているし『大家さんと僕』も。トナくんを応援したい。2025/05/26
まり
6
図書館本。楽しい話だけど結構、切なくもあった。特に最後のらこ助くんの話。動物になってるけど、これって芸人さんの話だと思うし…本当にこんなことあると思う。トナくんの正体にはビックリした。なのでピヨピヨちゃんのことも察したよ。2022/12/10
ごま麦茶
6
動物園の動物たちの楽屋でのお話。芸人さんの楽屋ってこんなかんじなのかしら??矢部太郎さんの可愛くて癒しなイラストにほっこり。らこ助くんの葛藤に苦しくなりました。それでも日々続いていく。トナくん、応援します!2022/10/23