内容説明
新米医師・長山瑞之助の奮闘!
病の心を癒す人がいる
苦しいのは体だけではない――
患者と向き合い、かたくなな態度を解きほぐすには。
新米医師・長山瑞之助の姪・喜美が、蛇杖院に重篤な喘息に苦しむ沖野駒千代を連れてくる。
駒千代は武門の家に病弱に生まれたせいで、性格がねじくれていた。任された瑞之助は、会話すらままならず、発作を前に適切な療法も見いだせず疲弊する。
そんな中、蛇杖院を潰そうとする一味が暗躍。さらに、治療が進まぬ駒千代が姿を消して……。
若き医師に次々と迫る試練!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
16
さくさくと♪江戸の武士家庭は大変ですね…。姪っ子の喜美さん、カッコいい女子ですね^ ^2024/03/24
なみ
15
瑞之助は、病弱ゆえにひねくれてしまった駒千代の喘息の治療を任されるが、なかなかコミュニケーションが取れずに苦労する。 できないことではなく、できることを見つけて褒めてくれる。そんな素敵な大人がたくさんいる蛇杖院で、駒千代も少しずつ変わり始めます。 終盤には迫力のある戦闘シーンも。 岩慶さんが格好良かった! 主人公である瑞之助はもちろん、泰造や朝助など、色々なキャラクターたちの成長が見られた1冊でした。2024/04/10
読書好き・本屋好き堂
8
風…🥹いいな。 瑞之助の姪・喜美が蛇杖院に重篤な喘息を患う駒千代を連れてきた。 傷心の瑞之助が駒千代を任されたが、発作を抑える事が出来ず疲弊する。 悩む瑞之助に胸が苦しくなった😣 でもそれを支える周りの人にまたも涙が🥹 涙なしでは読めないな。 もうこのままの気持ちで、シリーズ最新刊へ✨2025/02/25
雪猫
2
電書 ★★★★★ 2024/09/02
シンミチ
1
瑞之助の姿がもう痛々しくて、読んでるこちらまで苦しくなりました。やっぱり、おそよさんのこと受け入れることができないでいたんだね。ずっと"あの人"と言っていたものね。だから、ちゃんと声に出して"おそよさん"と口にした時は、安堵のあまり涙がにじにました。駒千代はある意味、瑞之助の命を救ったのではないだろうか。大切な人を喪い、生きることすら忘れてしまいそうな瑞之助を駒千代は、現に留めてくれたと思います。喪った痛みは残るだろうけど、その痛みから受け取ったものを生かしていける医師になってほしい。2024/06/07
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