叫びの穴

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叫びの穴

  • ISBN:9784846022969

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内容説明

考古学者殺害事件の犯人として逮捕された若者。裁判で死刑判決を下されながらも沈黙を守り続ける真意とは……。評論家・井上良夫に「探偵小説の面白味をまさに満喫させてくれる」と高く評価された、折目正しい英国風探偵小説が103年の時を経て初邦訳!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

54
1916年秋、数日前に敵の爆撃を間近に受けて大半の客が逃げ去ったため閑散としていた北海に臨むイギリスの東部ノーフォーク州デュリントンのホテルで朝食時粗暴なふるまいをしていた青年が、翌日別の宿屋で殺人を犯したと指名手配された。ホテルに泊まっていて青年のふるまいを見ていた探偵は、疑問を感じて独自に捜査を始める。 戦争の影。陰鬱な湿地で暮らす人々の貧しさ。そして、そういったことには無頓着な裕福で権威ある医者や学者。力がある者だからこそもっと自分の言動には慎重であるべき、と思わずにはいられない。2024/08/13

corriedale_

0
あまりにもあまりにも前半が退屈で かつ概ね犯人も透けていたためやめようかと思ったのだが、逆に興味が出て答え合わせのために読了。公判以降の後半から最後はようやく読めた。だいぶ??な部分もあるが 昨今のIQ300なケレン味のある探偵じゃなくて、一人間として地味なもんだよなぁと感慨深かったり。2024/01/27

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