内容説明
経済学を最初に勉強しようとすると、とらえどころがなく、難しい。しかし、少しずつ勉強を進めていくと、マクロ経済学とミクロ経済学が基礎にあり、それを土台に勉強していけばよいことがわかる。では、それを経験しなければ、経済学の把握ができないのか。そうではない。それを可能にするのが本書である。本書では、経済学の各理論の内容を説明しながら、経済学を体系的に理解できるように構成している。また、その際、現実解説や実証分析をわかりやすく加えている。現代的なデータを使うのもひとつの方法であるが、それだと2,3年で陳腐化してしまう。そこで、本書が扱う実例の範囲を、主に高度成長から90年代までとし、その間の解説や実証分析を行っている。
目次
1時限目 日本経済(~90年代)
2時限目 ミクロ経済理論
3時限目 マクロ経済理論
4時限目 国際経済学
5時限目 単純回帰分析
6時限目 重回帰分析
著者等紹介
水野勝之[ミズノカツシ]
1956年千葉県に生まれる。1980年早稲田大学政治経済学部卒業。1985年同大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。明治大学商学部教授。明治大学博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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