出版社内容情報
中国の歴史が50ポイントでわかる入門の入門。
「中国五千年の歴史」と言われるが、どのような変遷をたどって今の中国になったのか? 50ポイントで読み解く「中国史」入門の入門。
黄河文明の誕生、始皇帝による国内統一、項羽と劉邦の死闘。三国の争い、宋文化の繁栄、モンゴル・女真族による異民族支配、中日戦争、文化大革命……。中国の歴史は知れば知るほど奥が深く、波乱に富んでいる。
▼例えば中国には、王朝の衰亡におおよそ関係してくる3つの共通項がある。北方民族と宗教反乱、そして宦官の存在である。事実、中国は北方民族に何度も侵入され、完全に支配された時代があった。また王朝が混乱すると宗教反乱が起こり、宦官や皇帝の外戚が権力を握ると、その王朝は必ず衰微していくのが特徴なのだ。こうして流れでみていくと、中国王朝に独特の宿命のようなものが存在したことがわかり、興味深い。
▼本書は東洋史の大家が、文明の誕生から近代国家の成立まで、中国の歴史の中でポイントとなる50項目を選び、それぞれ解説をつけたものである。中国の歴史はどこから手をつけたらよいかわからないという人にお奨めの一冊だ。
●序章 中国史の時代区分
●第1章 文明の誕生と秦漢時代
●第2章 三国の争いから隋唐の繁栄へ
●第3章 宋の文化と異民族の統合
●第4章 明・清王朝と皇帝政治の終焉
●第5章 列強との対峙と新しい中国
内容説明
始皇帝による国内統一、項羽と劉邦の死闘、三国時代の争い、宋文化の繁栄、異民族による支配、文化大革命…。中国の歴史は実に奥深く波乱に富んでおり、勉強すればするほど面白くなる。本書は、文明の誕生から近代国家の成立まで、中国の歴史でこれだけは押さえておきたいポイントを50に絞って徹底解説。どこから手をつけたらいいかわからないという人のための入門の入門書。
目次
序章 中国史の時代区分
第1章 文明の誕生と秦漢時代
第2章 三国の争いから隋唐の繁栄へ
第3章 宋の文化と異民族の統治
第4章 明・清王朝と皇帝政治の終焉
第5章 列強との対峙と新しい中国
著者等紹介
狩野直禎[カノナオサダ]
1929年、東京生まれ。1953年、京都大学文学部史学科卒。東洋史専攻。聖心女子大学助教授を経て、京都女子大学文学部教授、同大学学長を歴任。現在、京都女子大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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