内容説明
身分差×初恋=ドキドキ 離婚後始まるセカンドラブストーリー! インファート王国の子爵令嬢セレスティーヌは、夫の身勝手な振る舞いに堪忍袋の緒が切れ、離縁。リディー王国へと旅立ち、そこで公爵家の当主エヴァルドと出会うのだった。互いに贈り物をしたり、一緒にご飯を食べに行ったり次第に彼に気持ちが揺れ動くセレスティーヌ。しかしセレスティーヌは、若く礼儀正しいエヴァルドに対し、バツイチ36歳という自らの立場を考え、恋心を封印しようとするのだった。そんなある日、エヴァルドはセレスティーヌを温室に呼び出して――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
9
前の夫とは違って紳士的かつ真摯に向き合ってくれるエヴァルドに惹かれ始めたセレスティーヌ。自身の年齢や婚姻歴など彼には相応しくないと想いに蓋をしようとするのだが…という本巻。セレスティーヌの子供たちの襲来や彼と因縁がある王女の妨害工作といった問題を一つ一つ解決することで、二人が想いを強くするだけでなく、互いの気持ちや考えを打ち明け合う様の何と美しいことか。駅での再会と帰国後の彼女の子どもについての考えへの返事には彼らしさがあって、互いにぴったりの居場所ができたのだなとほっこりさせられた。素敵な読後感だった。2024/05/15
みゆ
8
幸せになって、ほんとによかったです〜!優しい主人公達でしたが、元旦那と殿下はよろしくない。。。(笑)殿下は、いいバツが下りましたね。反省なんてしないだろーから、どーなるんだろう?でも、元凶の元旦那だけはホントに罰という罰がない。可哀想な人だけど、自己中すぎてもはや言葉もない。。。義母に至っては、一番ズルい立ち位置で何ともいえない〜(笑)2025/09/21
romance_holic
4
捨てる神あれば拾う神あり。悪縁を捨てたら、新しい縁と巡り合うって、実際ある気がする。ヒロインは押し付けられた子供たちを投げ出さずに奮闘していたので、彼女が自分の幸せを実感できるまでを心から応援しつつ 読了 ◎2025/01/15
蒼
1
kindle2024/07/30