中公文庫<br> 落語刑事サダキチ 埋蔵金伝説と猫の恩返し

個数:1
紙書籍版価格
¥1,078
  • 電子書籍
  • Reader

中公文庫
落語刑事サダキチ 埋蔵金伝説と猫の恩返し

  • 著者名:愛川晶【著】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 中央公論新社(2024/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122075047

ファイル: /

内容説明

神楽坂は筑土八幡町の工事現場で、猫が小判を掘り出した。飼い主の噺家は一躍時の人に、寄席は大入り満員。しかし小判が発見された土地のオーナーの娘が誘拐されてしまい――落語家になり損ねた過去を持つベテラン刑事・平林定吉と、食欲と腕力には自信ありの新人刑事・三崎優子、そして落語界の隠れた名探偵・林家正蔵師匠が街の事件を解決する。
昭和50年代が舞台の落語ミステリ×警察小説第3作。


目次
第1話 埋蔵金伝説と猫の恩返し
第2話 反魂香奇談
第3話 熊の皮騒動
あとがき
解説 新津きよみ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃも

18
落語とミステリーの混ぜ具合がなんとも絶妙で、楽しかった(^^) 神楽坂という舞台も、昭和50年代という設定も、懐かしい香りが漂うようで、ノスタルジックな感じがありますなあ……😊 オチもバッチリきまりましたね🤣 おあとがよろしいようでm(_ _)m 2024/05/27

NAOAMI

12
気になったシリーズを途中巻でもいいから読んでみようのコーナー(つい、うっかり買ってしまった言い訳)。事件が寄席で掛かった噺とリンクして伏線のようにヒントとなり事件解決の決め手となる仕掛けが施されている。そして時代が昭和50年代という設定。戦後がさほど遠い昔でもない、そんな描かれ方が落語や噺家の醸す雰囲気、舞台の神楽坂ともマッチして、全編の落語のひと節のような味わいがある。事件も凶悪過ぎずどこか日常のボタンの掛け違えのようなゆるさ。今作のメインとなる女刑事の生真面目なんだか惚けてんだかなという視点も面白い。2024/06/12

きょん

11
「埋蔵金伝説と猫の恩返し」「反魂香奇談」「熊の皮騒動」の3編。落語らしい展開とオチは「熊の皮」だと思うけど、自分が浮気をした時に書かれたらしい亡き妻の恨み節あふれる遺書を見つける「反魂香」のくだりがぞっとして結構好き。2024/06/07

小梅さん。

8
ここ掘れわんわんならぬ、ここ掘れニャンニャンとは。 (いや、自分で?掘って持ってきてるからこれも違うんだけど。) 一見微笑ましいようなこの事件の裏にあるものが、、、 落語好き新人刑事優子、がんばってるね。 「新人」扱いは卒業してもいいかも。 同じく落語好きな先輩刑事平林もあいかわらず冴えているし、落語への造詣の深さが素晴らしい。 行き詰ったかに見えた事件に実在の落語家林家正蔵が冴えた推理を披露するのが楽しい。 作品の舞台が昭和50年代というのも雰囲気があって好き。2024/05/16

agtk

5
第3弾。とはいえ、この系列としては何作目になるんだろう。舞台はザ・昭和。優子の特殊能力も発揮されてきている。3つの短編が入っているが最後の「熊の皮騒動」が一番好み。平林の家族の話だが、これがまた実にむにゃむにゃな話。続編が楽しみ。2024/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21874965
  • ご注意事項