内容説明
娘の結婚式に出席するため、スウェーデン北部に向かうミカエル。しかし、町の有力者の結婚相手には好ましくない噂が付きまとっていた。そして、田舎町に潜んでいた陰謀が凄惨な暴力となって噴出したとき、彼とリスベットは再会を果たす。人気シリーズ再始動!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
165
★ミレニアム全7部14冊コンプリート・クラブ https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11539840 第七部上下巻、550頁強、完読しました。 作者が交替し、新三部作の幕開けということで、多少期待したのですが、オリジナルが良過ぎただけに、あまり面白さを感じられませんでした。但し、乗りかかった船、ミレニアム8&9も読む予定です。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015783/2024/05/15
タツ フカガワ
59
警察嫌い、精神科医嫌い、人との接触も嫌って孤独を友として生きてきた女性が、カウンセリングを受けたりセキュリティー会社の共同経営者になったり、姪スヴァラの学校への忘れ物を気にしたりと、ハードボイルド色皆無の新シリーズでした。『ミレニアム』シリーズというよりリスベットのファンとしては、これはもう別物の作品かと。なかで終盤、敵地に突入するリスベットの姿にスヴァラが「ノオミ・ラパス(スウェーデン版映画『ミレニアム』でリスベット役の女優)みたい」と言ったのには笑った。2024/05/19
オカピー
43
同じ登場人物で、著者が変わっていくというスタイルの3シリーズ目。作者が元ジャーナリストという面もあって、環境問題や風力発電、はたまた政治と土地買収などの裏の世界、表向きはまともだが裏の駆け引きもある事をストーリーに挿入したりと現実的な話題も織り込みながらの展開は良かった。各章も短く場面も小刻みに変わり目先があちこちに行ってしまうが、ラストシーン近くの展開のスピーディーさは良かった。13歳の少女スヴァラは第二のリスベットになるのか?今巻の主役だろうな間違いなく。ミレニアム1が出てから20年も経っているのか。2025/12/23
kagetrasama-aoi(葵・橘)
38
「ミレニアム 7 鉤爪に捕らわれた女(下)」オートバイ・クラブのスヴァーヴェルシェーが劣化し過ぎだ。まあ、敵対勢力がサランデルから別勢力に移ったということなのかしら?新章と言うことで、新しいキャラクターを登場させる意図はわかりますけど、スヴァラ・ヒラクはリスベットの亜流にしか見えなくて、魅力が無いのが残念だし。私の好みから段々外れてる気がしました。続き(もし出版されれば)は読まないかも。でも、ミカエルの孫のルーカスのその後が知りたいし。絶対精神的ダメージ大きいと思うから。あと、リスベットの友人(続く)→2025/10/27
tom
23
上巻を読んだとき、怪しい翻訳と思ったのだけど、後書きを読むと、原著が独特の文体だったらしい。翻訳者には失礼なことを考えてしまった。申し訳なかった。それはともかく、書中に現れるリスベットとミカエル、リスベットはまあまあとしてミカエルはつまらない。そして、悪役たちは、なんとも生彩のない輩ばかり。これくらい意味不明の悪役というのも珍しいかも。独特のキャラクターを登場させた初代ミレニアム、そこから遠い世界に行ってしまったという読後感。もう読むことはないかも。2024/07/24
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