内容説明
娘の結婚式に出席するため、スウェーデン北部に向かうミカエル。しかし、町の有力者の結婚相手には好ましくない噂が付きまとっていた。そして、田舎町に潜んでいた陰謀が凄惨な暴力となって噴出したとき、彼とリスベットは再会を果たす。人気シリーズ再始動!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
162
★ミレニアム全7部14冊コンプリート・クラブ https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11539840 第七部上下巻、550頁強、完読しました。 作者が交替し、新三部作の幕開けということで、多少期待したのですが、オリジナルが良過ぎただけに、あまり面白さを感じられませんでした。但し、乗りかかった船、ミレニアム8&9も読む予定です。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015783/2024/05/15
タツ フカガワ
57
警察嫌い、精神科医嫌い、人との接触も嫌って孤独を友として生きてきた女性が、カウンセリングを受けたりセキュリティー会社の共同経営者になったり、姪スヴァラの学校への忘れ物を気にしたりと、ハードボイルド色皆無の新シリーズでした。『ミレニアム』シリーズというよりリスベットのファンとしては、これはもう別物の作品かと。なかで終盤、敵地に突入するリスベットの姿にスヴァラが「ノオミ・ラパス(スウェーデン版映画『ミレニアム』でリスベット役の女優)みたい」と言ったのには笑った。2024/05/19
tom
23
上巻を読んだとき、怪しい翻訳と思ったのだけど、後書きを読むと、原著が独特の文体だったらしい。翻訳者には失礼なことを考えてしまった。申し訳なかった。それはともかく、書中に現れるリスベットとミカエル、リスベットはまあまあとしてミカエルはつまらない。そして、悪役たちは、なんとも生彩のない輩ばかり。これくらい意味不明の悪役というのも珍しいかも。独特のキャラクターを登場させた初代ミレニアム、そこから遠い世界に行ってしまったという読後感。もう読むことはないかも。2024/07/24
天晴草紙
18
なんとあのミレニアムの7だという。スティーグ・ラーソンの傑作1~3と別物の4~6(作者忘れた。筋忘れた)に続いて別の作者による7だそうです。リスベットとミカエルのキャラ設定を借りてミレニアムブランドにした方がよく売れるのだろうが、全く別人で別物だった。スウェーデン地方の風力発電利権がらみの犯罪を描いているが、二人の捜査力は事件解決の貢献度が薄すぎてがっかり。映画で見たような悪者はつかまらず次回に続くとは。場面転換が多くわかりにくいし、章を小分けしていてページの空白がなんと多いことか。環境に悪そう。2024/06/27
みやび
15
それなりに面白かったけど、もうミレニアムではないと思う。4~6の時も思ったけどエリカ絡めるのは難しいのかな。キャラの個性はなくなってしまった。とはいえこれからも読むと思います。リスベットと同じく天才の姪に期待。2025/01/17
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