内容説明
娘の結婚式に出席するため、スウェーデン北部に向かうミカエル。しかし、町の有力者の結婚相手には好ましくない噂が付きまとっていた。そして、田舎町に潜んでいた陰謀が凄惨な暴力となって噴出したとき、彼とリスベットは再会を果たす。人気シリーズ再始動!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
151
★ミレニアム全7部14冊コンプリート・クラブ https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11539840 新三部作始動、今回は、第七部上巻です。上巻は一気読み、続いて下巻へ。トータルの感想は、上下巻読了後に。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015782/2024/05/15
タツ フカガワ
62
ミカエルは娘の結婚式に出席するためガスカスという町を訪れるが、いまこの田舎町では風力発電所建設をめぐり開発側と土地所有者が対立していた。同じころリスベットもガスカスにいた。彼女は、母親が失踪して一人になった13歳の姪(『ミレニアム2』に登場した金髪の巨人ニーダーマンの娘)の身元保証人になっていた。3人目の作家によるシリーズ7作目ではザラチェンコ級の悪党も登場しますが、それにしてもリスベットの変貌ぶりに驚いてばかりの上巻。う~む。イマイチ納得いかないものの下巻へ。2024/05/18
オカピー
46
スティーグ・ラーソン(ミレニアム1・2・3)、ダヴィッド・ラーゲルクランツ(4・5・6)を読んで、かなり時間が経っていますが、作者が代わり期待のシリーズ7へ。上巻は、盛り上がりは最後だけで飄々と物語は進んだ。さあ、どういう展開になるか、感想は下巻読了後に。2025/12/19
kagetrasama-aoi(葵・橘)
34
「ミレニアム 7 鉤爪に捕らわれた女(上)」作者&翻訳者が代わって始まった第七作目。二人目の作者ラーゲルクランツ氏にはほぼ違和感無く読み終えたんですが。今作はちょっと戸惑い気味です。一番は、当たり前なんですが、登場人物が年齢を重ねていること。ミカエル、お祖父ちゃんなんですよ。リスベットもそれなりに歳をとり、職業持ってます。その方が自然なんですけど。テーマはスウェーデンの北部地方の風力発電による利権や何やかや…と言うことで時代に即した話です。上巻は導入部、下巻盛り上がること期待して!2025/10/27
tom
23
驚くほどに読みにくい。早川が変な翻訳を出すはずはないから、たぶん原著の問題だろう。それにしても散漫すぎる。懐かしのリスベット、ミカエルが登場するから、仕方なしに読んでいる。下巻はどうなるのか、期待しないまま読み始めた。2024/07/19




