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内容説明
第39回うつのみやこども賞を受賞した著者による新シリーズ、第二弾!
ドキドキして最後はほっこり。共感できる子が、きっとみつかる4つの物語。
「親友が自分からはなれていってしまいそう」
不安になっていたセリの前にあらわれた「なんとかなる本」に、「なんとかして!」とさけんだら――。
気づくとそこは、不思議な図書館。
「一級コトバ使い・樹本図書館の司書 ヨウヒ」と名乗る女の子に事情を話すと、
「たいていのことはコトバの力をかりれば、なんとかなります。」
と、「満欠(みちてはかける)」というコトバの術をかけられた。
それは、自分の気持ちが「月」になって目の前に浮かび、
その時の気持ちに合わせて満月になったり欠けたりする術だった……。
【「一人がこわいさんと満欠(みちてはかける)のコトバ」】
ほかに、「楽してかわいくなりたいさんと顔書(かおにかく)のコトバ」
「あれもこれもムダさんと語飛(かたるがとぶ)のコトバ」
「ほめられたいさんと良所(よきところ)のコトバ」の計4編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
20
気付けば挿絵を楽しみに読んでいた。2024/12/16
のり
10
なんとかなる本、第2巻目。児童書だが、いくつも心にささるフレーズがある。「一人がこわいさんと満欠コトバ」「ほめられたいさんと良所のコトバ」が特に良かった。相手の気持ちに気づくようになった時、自分から発する言葉も変わっていく。小学生におすすめシリーズ。2024/09/22
イカまりこ
6
とても良い児童書。なんとかしてほしい!ってピンチの時に何故か現れる「なんとかなる本」。2つの漢字が言葉の力になって解決に導いてくれる。欲張ると怖い思いもするけど、何が大事なのか気づけるお話ばかり。「一人がこわいさんと満欠のコトバ」と「ほめられたいさんと良所のコトバ」が特に良かった。どちらもいい所をみつけることで心が穏やかになっていって、それは自分の好きなものでも相手の良い所でも同じ効果があったんだな~って感じた。口から相手の良い所をポンポン出せるかな…って日々の観察眼をもっと優しく磨かねばと思った。2024/11/05
ICHI (atomic)
2
やっぱりどの子も、コトバの持つ力…、こわさも素晴らしさも全くわかっていない。でも、子どものうちに、コトバの持つ力を知り、その使い方を学ぶのはとても大事なこと… 2巻目も、とても素敵で題材もとても良い。言葉は大切2024/06/11
sora
1
小3 おすすめ度★42025/07/13