電撃文庫<br> 少女星間漂流記

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電撃文庫
少女星間漂流記

  • ISBN:9784049151374

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内容説明

馬車が銀河を駆けている。馬車を模した宇宙船が。
 乗っているのは、この風変わりな宇宙船を造った科学者・リドリーと、相棒の内気な少女・ワタリ。
 環境汚染で住めなくなった地球を後にして、二人は馬車を走らせる。目指すは、地球に代わる安住の星。
 けれど、二人が訪れるのはどれも風変わりな星ばかり! 万物を生き返らせることができる神のいる星、運が良い人間ほど偉いとされる星、無数の図書館ばかりがある星……変わった星々に、二人の少女は翻弄されてしまうことも……。
 「次こそ住める星だといいな」二人は今日も、広い宇宙を旅している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

なっぱaaua

66
15編の短編。地球が滅亡して馬車型宇宙船で次の移住先を探すリドリーとワタリ。宇宙にはいろいろな人種が居てなかなか移住先は決まらない。多くの方が「キノの旅」の宇宙版と書かれているがまさにそう(アニメ視聴)。ロードムービー的な感じです。「本の星」「精の星」が個人的には好み。最後の「夏の星」がさもありなん的な話になっている。地球が滅亡したからこそ、そういう話があって良い。むしろ救われる話になっている。受け手にとっては好き嫌いが別れそうだが、こういうショートショートがあるのはとても嬉しい。2024/04/29

よっち

43
移住できる安住の星を探し求めて、馬車を模した宇宙船で風変わりな宇宙船を造った科学者リドリーと、相棒の内気な少女ワタリがそれぞれ特徴ある星々を訪れる連作短編集。環境汚染で住めなくなった地球に代わる安住の星を探し求めて馬車を走らせるリドリーとワタリ。死者を生き返らせることができるという神のいる星、運が良い人間ほど偉いとされる星、無数の図書館からなる星など、一見安住したい思える星の様子と、それぞれが抱えるもうひとつの一面が描かれる展開で、時には翻弄されながらも楽しみ、生き延びる二人の絆がとても素敵な物語でした。2024/03/08

シノミヤユウ

35
面白い!安住の地を探し、星々を巡る少女二人。特技で助け合い、深い親愛を向け合う彼女らがピンチを切り抜けるハラハラ感と、星での生活を垣間見た後の、苦かったり、ほっこりしたりする後味に引き込まれました。旅する少女らが出会う星々はどこも独特で、けれどあり得そうな納得感もあり、短い1話で軽食を摂ったような満足感。そして読めば読むほど、二人がお互いを真摯に、大切に想っているのが見えて、胸がいっぱいになります。淡々とした語り口で紡がれる、時にシビアで時に温かい冒険譚でした。2024/06/19

28
様々な星を巡り移住できる場所を探す少女たちの物語。○○の星といったタイトルの続く短編集で、[真夜中のウラノメトリア]を思い出しました。サクサク読めて、読書が苦手な方や時間がない方におすすめ。短い話に冒険が詰まっていてとてもおいしいテーマなのに、少々文章力(表現力)は欠けるかな?と思いながら読み進めましたが、時に引き込まれる話があったりと繋ぎ止められ、無事読了できました。 作者さんはこの作品をずっと書き続けたいとあとがきでおっしゃっていたので、微力ながら応援したい所存です。 目指せアニメ化! 2024/03/13

わたー

27
★★★★★面白かった。荒廃した地球を脱出し、終の棲家となり得る星を探して旅をする二人の少女、リドリーとワタリ。二人が訪れた様々な星での出来事を描く短編集。ライトなSF風味の作品で、地球とは異なる文化様式だったり、生態系だったりという違いから、ホラーやスピリチュアルといったジャンルの縛りさえ感じさせない短編もあり、バラエティに富んでいて良かった。個人的に好きだったのは本の星と話の星。このような形式の作品は、私の原初のラノベ体験を思い出させてくれるので、是非ともシリーズ化してほしい。2024/04/04

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