内容説明
迷宮を中心に成り立つこの街の食事事情は貧相で、冒険者にとって食事は楽しむものではなかった。
現代日本からこの世界に流れ着き酒場の店主となったヨイシは、
せめて酒場に来た客にぐらいは旨い飯を食わせてやろうと、迷宮産の素材を調理した料理――『迷宮料理』を開発する。
石胡桃、骨魚、霞肉に紅蓮瓜……誰もが食べられないと思っていたそれらを、
現代知識を活用した製法で、絶品の料理にしてしまうヨイシの店は、連日連夜の大賑わい!
今日も可愛い看板娘と腹を空かせた冒険者をさばき、酒場の夜は更けていく。
――さて。そろそろ新しい料理を開発する頃合いだ。
「なあ、新しい迷宮料理を開発しようと思ってるんだけど。次はどんなのが良いかな?」
冒険者が持ち寄る素材を調理し、至高の料理を披露しよう。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
64
【KU】面白かった〜! 異世界の酒場で冒険者に料理を振る舞うヨイシ。異世界に来る前の情報が殆ど開示されてないんですけど、ヨイシの料理人としての在り方がかっこよすぎる。そんなヨイシが迷宮で取れる摩訶不思議な食材と格闘する面白さをメインにラブコメ、更には訳あり養子のウカノとの親子愛などバラエティが豊富でどの話も良かったですけど、霞肉と迷宮ビールの話が特に好き。これは続きが楽しみです。2026/05/06
岡本
64
Kindle。著者の前作は好きだったけど畑違い過ぎて中々手が出せなかった新作。読んでみたらキャラが立っていて楽しく読み進められた。ウカノの出自やアカルナニアの恋の行方など今後の展開が気になる。2025/09/28
ツン
45
迷宮の産物を色々試行錯誤して食材にしていくお話。おもしろいです。2026/05/13
わたー
26
★★★★★面白かった。冒険者相手の酒場を経営する料理人の主人公は、美食に溢れる現代から転移してきたが故に、異世界の貧相な食事情に辟易していた。そんな彼が、とある駆け出し冒険者コンビの持ち込んだ、可食に耐えない迷宮産の食材を美味しく調理することに成功したことから、更なる迷宮産素材の料理を研究していく異世界グルメもの。終始一貫、主人公は料理人として、美味い飯を客に食わせるためだけに行動をしている点が気持ちが良かった。特別なチカラはこそ持たないものの(いや、料理のフレーバーテキストを読む限りありそうだが)、2024/02/19
和尚
24
現代日本から転移した主人公が、冒険者酒場に拾われ、食べられないとされていたダンジョン産の食材を試行錯誤の上で調理していく話。 面白かったです、戦闘とかはないものの、調理の試行錯誤にリアリティがあって、楽しく読めました。 ウカノは可愛いし他のキャラも料理をメインに良いキャラで好き。 食材名鑑も面白かった、フレーバーテキスト的に読むと疲労値回復効果とかあるのですが、ヨイシ特有なのかも気になるところ、次の巻、もし出るなら楽しみです!2024/02/24
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