中国古典百言百話6 老子・荘子

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中国古典百言百話6 老子・荘子

  • 著者名:守屋洋
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  • ISBN:9784569566566

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内容説明

仁や徳など人間の厳格な精神性を重んじた儒教に対し、我や欲など人間の自然な姿を肯定した老荘の教え―患いを避け人生をしなやかに生きる知恵を説く「老子」と、何ものにもとらわれない自由な生き方を説く「荘子」。二つの思想が共に目指した「道」とは何か。二つの書のエッセンスから、現代をより豊かに生きるための、世俗を超えた“無為自然の哲学”を学ぶ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

117
本シリーズの第6巻。”老子”と”荘子”の名言で百言百話を編んでいる。ともに中国の春秋戦国時代の人と言われている(諸説があるので確定的ではない)。ともに道教の祖とされるが、2人の思想には大きな違いがある。”道”を究めてより良い人生を送る思想に変わりはないが、老子の場合はどちらかといえば「時の流れに身を任せて気楽に行こうよ」という姿勢で”風に揺られる柳の如し”に対し、荘子は世の中の出来事に紛動されず「我が道を征く」といった”嵐にあっても折れぬ大木”を目指した。2016/11/29

nikko

9
前書きにもあるように、人生の運転教本。何故か、『充実している時や心に余裕がある時でないと、深く頷けないなぁ』と思ってしまった。たしなみとして、定期的に手にすることは大切だと思うが。今の私には、喜怒哀楽のある小説を読んだ方が、得るものが大きい気がする。そんなことを思わせてくれる一冊だった。2013/11/17

コサトン@自反尽己

5
先日他界した兄が所有していた本の一つ。中国古典関係はいくつか読んできたが、老荘に関しては学校の授業以外では始めて読んだ。同意できる点もあるが、やや首を傾げてしまう内容もあり。訳者にその原因があるかわからないが、賛否どちらにしても、ものの考え方として幅広く自分の引き出しに替えられればと思う。簡単なことではないけれども。2013/10/11

BIN

4
老子・荘子の名言集。3:7くらい。全てを捨てて無為自然に生きることはもはや不可能だが、齷齪と生きてもしょうがない、のんびり行こうというのはまさにその通り。やはりほどほどが一番。2013/11/02

6 - hey

3
飾らず自然に生きたい、とは思いますが、ここまで何もかも捨ててしまうのはどうかと…。2013/05/10

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