内容説明
読めば必ず食べたくなる66篇ぜんぶ「麺」の傑作選!
頭に浮かんだら最後、食べずにいられない「矢も盾もランク第一位」はラーメン。
いつも忘れがちなのに(野菜をとらにゃいけんよ)と優しいタンメン。
鍋焼きうどんを美味しく頂くにはまず風邪を引こう。
ソーメンをストローで吸ったら?
『タコの丸かじり』から『パンダの丸かじり』まで、
人気食べ物エッセイ「丸かじり」シリーズ計43巻1514篇から選んだ
麺、麺、ぜんぶ麺の傑作選。
解説も豪華大盛り! 沢野ひとし/高島俊男/小宮山雄飛/平野レミ/米原万里
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
氷柱
4
1162作目。5月31日から。麺類に特化した一作。時系列順ではなく横串形式で麺類のみの抜粋ともなると一度当たったパートにも行き着くことになる。それでも麺というジャンルでくくられていることでまた別の角度から作品を切り開けたような感触を持つことができる。ユーモアにあふれる語り口がページをめくる手を加速させてくれる。2025/06/02
uchiyama
4
絵の、伸びやかなようでいて細心な線の魅力を愉しみたいので、文庫より新書で読みたい東海林さだおの本ですが、この文庫の主題の括り方には、麺だけでよくもまあこんなに!と改めて感心してしまいました。(面白さは本編にかなわないにしても、解説もてんこ盛り状態で。)ペーソスに転びそうで転びきらない絶妙な節度を保つその語りのうちから、「人間は哀れである」の一文を、前後のユーモアから切り取ってなんだかエラソーな表題にしちゃった感のある、エッセイスト選の文庫より、シンプルに主題でまとめたこっちの方が好きだな、と思います。2024/11/02
きゅー
4
計43巻の「丸かじり」シリーズから麺に関するエッセイを抜粋した一冊。本当に麺が(特にラーメンが)好きなんだろうと感心させられた。しょうもない内容なんだけど、こうして麺だけに特化して抜粋するとこだわりが見えてきて面白い。あるときはスープ作りにはまり、あるときはチャーシューづくりにハマる姿と、本書に流れる緩い雰囲気とのギャップがまた良い。2024/08/07
pochi_kuma
2
間違いなく、かつて読んでいるのにまだまだ楽しめる。最期まで付き合います。2024/03/29
Everything is good
1
★★★★★2024/07/21
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