- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(スポーツ/アウトドア)
内容説明
プロレス界、最大のカリスマの死から1年――。アントニオ猪木とはなんだったのかという「猪木探し」が再燃している。本書は猪木の死以降、口を閉ざし続けてきた藤原喜明の独白本。新日プロ草創期、異種格闘技戦、UWFと新日への出戻り、引退、そして死に秘められた真実……猪木が最も信頼した弟子、藤原が語る猪木の秘話と愛憎のすべて。鳴り物入りで公開されたあの映画で、猪木を探すことができなかった、という人は必読の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
39
先日6年ぶりに生でプロレスを観た。現場参戦が嬉しく泣けてきた。小さい頃は、普通にテレビでプロレスが放映されていた。親とよく観に行った。20代、一緒に観にいく友人がいて今に至る。プロレスは離合集散、連続ドラマだ。入場曲を流れるだけで震えるレスラーがいる。猪木、馬場、ハンセン、長州しかり、本書の藤原である。前座から這い上がった藤原の脇固めがきまると、泣けてくる。エリートなんて、薄っぺらいんだ。報われずとも、誰かがきっと見てくれているから。新日黄金時代、アントニオ猪木という神に誘われた藤原、佐山、前田。最高だ。2024/07/21
サイマ
10
まずはやはり猪木は偉大である。そして弟子たちは色々あれども慕い続けていることがとても嬉しいのである。藤原、佐山、前田…UWFを作り時代を動かした彼らであるがそれは猪木の言葉を信じてやり続けたことの結晶であった。美しい信頼関係である。猪木との間だけでなく藤原と佐山や前田が昔と変わらぬ関係であるのも嬉しい。プロレスファンでないと分からないですねこれは(笑)2024/04/05
ジュンジュン
9
インタビューをそのまま活字化したような本編に佐山、前田、藤波との対談集を併せた回想記。数多いるレスラーの中で、このタイトル「猪木のためなら死ねる」が似合うのは藤原喜明以外にいないだろう。全編、猪木愛に満ちている。ただ満足かと言えるかどうか…。猪木追悼本の一つであり、雑誌の記事のようでもあり、何だが物足りなさを感じてしまう。インパクトのあるタイトルに勝手に期待値が上がっていたようだ。2024/05/18
じゃんけん
9
★★★★☆藤原、前田、佐山と話しているひとがGOODかな 猪木の魅力は前向きに夢を追い続けていたことだな~と実感 猪木への共感部分 ・覚悟が決まったら「もしも負けたらどうしうよう……」とか、そういうことをまったく考えないんだよ。 ・人っていうのは恵まれた状況にいる時に「自分は恵まれてるな」と感じない。それがパッとなくなった時、初めて「あの頃は恵まれてたんだな」って感じる ・何かを極めようとしたら、毎日必死で努力して、考えて考え抜いて、ほんのちょっとだけ高められる。そのほんのちょっとが大事😁😁😁2024/03/05
qoop
8
このところのプロレス事情にはとんと疎いため、猪木晩年の藤原氏が公式の場でこれほど猪木に寄っていたとは知らなかった。人は歳を重ねると素直になっていくものなんだなぁ……と、まさか。藤原氏を通して思うとは。反骨精神を押し出しつつやりたいことしかしない、そんなイメージで見ていたが、猪木の元に帰っていく姿は、それはそれでしっくりくる物だな、と改めて感じた。2024/02/02
-
- 電子書籍
- だらしな先輩(13) COMICアンブル
-
- 電子書籍
- 偽公女様と秘密の黒ウサギ【タテヨミ】第…
-
- 電子書籍
- 処刑された聖女は死霊となって舞い戻る【…
-
- 電子書籍
- コロナとの死闘 幻冬舎単行本
-
- 電子書籍
- 一夜の蝶 - 富豪兄弟と悩める姉妹1 …