内容説明
「スニーカーは特別な商材である。本来、スニーカーは履けば1年で靴底に穴が空く気軽な消費財であり、日常生活に欠かせない生活必需品だった。それがやがて個性を主張するためのファッションアイテムとして扱われるようになり、高級車や高級時計のようなステイタスシンボルや、株式や不動産と同じような投資財として扱われるまでに至りました」ーー本文より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobu23
7
ここ数年のスニーカーブームに関する詳細や問題点が説明されていて、門外漢には面白く読めた。2024/07/07
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2
atomosの創業者が語る、スニーカーブームの栄枯盛衰。スニーカー愛もところどころ溢れるけど、どちらかというとスニーカーをネタにしたせどりビジネス書?スニーカーと限らず、せどり屋さんたちって、本当にその世界が好きな人たちにとっては迷惑な存在では?スニーカー好きの人がこの本読んだらどう思うのかな? 2024/07/06
Holger
1
本明さんのTwitterは140字に詰め込む情報が多すぎて怪文書になりがちだが、本というフォーマットではしっかり内容整理されていて読みやすい。前作はチャプター、アトモス創業史といった趣きだったが、今作はスニーカー業界全体、二次流通とテーマのスコープを拡げている。2024/02/07
ハマ
0
【Amazonオーディブル】 新たな試みで聞く読書というものを体験中。初読み(初聞き!?) 率直な感想として、勉強になった。スニーカーバブル弾けたよな、確かに…2024/08/16
hoven
0
「学」という割には専門用語を説明しない。索引もないし。プレ値、ハイプ、スニーカーヘッズ。きちんと説明したほうがいいよ。茶道からスニーカーの話に持っていくのは面白いと思った。スニーカーは結局加水分解し、履けなくなる。そんなものに何十万も値が付くのは狂ってるとしか言いようがない。2024/03/17