内容説明
勝利の裏には、必ず負けがある。ライオンズ一筋で20年間プレーし、通算251勝247敗23セーブの成績を残した東尾修が、野球人生でつかんだ「負けから這い上がるための心構え」を説く。黒い霧事件の真相、稲尾和久からのビンタ、サインを忘れて試合に出ていた田淵幸一、渡辺久信ら若手との生存競争、怪物・松坂大輔との関係……昭和から平成にかけての「プロ野球裏面史」を語る。工藤公康氏との対談も収録。松坂大輔氏、推薦!
目次
第1章 負けで始まった人生――プロ入りまで
第2章 負け続けた新人時代
第3章 常勝集団の一員として――西武時代
第4章 監督就任――新たなる挑戦
第5章 特別対談 東尾 修×工藤公康 負ける力と勝つ力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クプクプ
66
私は1982年に西武ライオンズがパリーグ初優勝し、日本シリーズで中日ドラゴンズに勝って日本一になった頃から野球を見たので、この本を読んで初めて前身の西鉄ライオンズのことがわかり、非常に充実した読書になりました。西鉄時代の東尾は先発ローテーションに入っていたものの、ほとんどのシーズンで負け越していたことに驚きました。東尾も、プロ野球選手の喜びはお金を稼ぐことだと思っていましたが、後に西武ライオンズで野球選手の喜びは優勝することだと気づきました。田淵や清原のことも書かれ何より広岡監督とのエピソードが面白い一冊2023/10/25
イケメンつんちゃ
26
東尾修 チャーリーのチョコレート工場はフル稼働 千原せいじさん すごいすごすぎる たった二点で大当たり いよいよ二月になりました 一年はあっという間 一日一善 日々精進精進 図書館の本が読みきれたので 購入している リアル山積みされている本から抜粋 大好きな野球本 レジェンド中のレジェンド 東尾修さんの野球感 確実に出てくる暴力 殴っていいと言う論理はございません 子供の幸福度37位 中居さんのおかげで覚えちゃうわ つんちゃんパパと同い年の 大晦日生まれの日枝さん 野球は見る物 両口屋是清 御題菓 夢浮橋2025/02/01
tetsubun1000mg
14
野球殿堂入りした球界史に残る名投手で西武ライオンズ監督だった東尾氏だが著作はほとんど見たことが無いので選んでみる。 ただし東尾氏を選手として知ったのは西武ライオンズ時代でその前のことは知らなかったことばかり。 251勝は247敗の負けの数が礎になっていると本人は言われるが、他の投手から技術を見て参考にして自分のものにしていったんだろう。 西部の石毛、清原、渡辺久の黄金時代から、松井稼頭央、鈴木健、西口などの第二黄金時代から松坂大輔の入団秘話などNPB好きなら興味深い話ばかりで楽しめた。2024/01/06
クロマキー
5
ご本人からいただき読みました。流石の一言。2023/10/22
アスワンハイダム
3
土井正博の麻雀賭博には紙面を割くも、自らの麻雀賭博は完全スルー!さすがだ!2024/01/27
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