内容説明
「死んだメディア」を蘇らせる逆転の発想が満載!さまざまな業界にも通用する秘策とは? いったい、テレビの現場で何が起こっているのか? テレビ東京制作局長・伊藤隆行氏、「YOUは何しに日本へ?」村上徹夫氏との鼎談収録! テレビ東京の元名物プロデューサーにして、大学教授へと転身した著者によるテレビ業界の実情と復活への提言。テレビの権威は失墜してしまったのか? そして、テレビは腐敗してしまったのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
15
テレビは終わるのか!?を、元テレ東の社員が語り尽くす。私は娯楽が増え続けて飽和状態だからこそ、テレビは無くならないと思いますな。皆様はどうお考えですか?2024/02/01
お抹茶
1
テレビ東京を辞めたばかりの元プロデューサーがテレビ界やテレビ東京への想いを語る。テレビ局は放送収入の減少をTVerのインターネット広告費の売上で補い,テレビ局にいない方が自由にできると考えたクリエイターがテレビ局を辞めていく。大手スポンサーや芸能プロダクションへの忖度ははっきり「ある」と言ったり,コンプライアンスの行き過ぎでバトルしたドラマを明かしたりと,はっきり言う。しかしテレビの可能性には肯定的で,キーとなるのが放送文化。地上波の配信は多く見られていて,魅力的な番組やコンテンツはテレビにあると言う。2024/02/17
にんじんが好きなともこ
0
芸能界ってこんなことあるらしい、っていう噂が本当にあるんだ、と知った本。テレビ業界は闇。2024/04/16
Yosuke Hosomi
0
テレビ制作現場の常識、慣習が、良かれ悪しかれ世間一般と乖離していることがよくわかるが、中には共感し難いものもあった。また、某スポンサー筋からの理不尽な圧力の実態について、赤裸々に描いているのが貴重である。2024/02/01