文春文庫
最後の波の音

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167352189
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

著者が世を去って早四年。小泉首相の靖国神社参拝に始まった、日中・日韓問題、“ホリエモン”に代表されるIT関連企業騒動やマンションの耐震偽装事件やアメリカ産牛肉再輸入騒動など、もし著者が生きていたならば、どのように取り上げたことだろうか。答えは本書にある。何故なら、世の中は寄せては返す波の音、だから。

目次

私の「男子の本懐」(出社したら潰れていた;郵便局と私 ほか)
人はさびしき(外道;古新聞育ち ほか)
向田邦子の語彙(そのうちみんなアメリカ人;ファンレター ほか)
花柳界の行方(私は映画と和解してない;芸人というもの ほか)
寄せては返す波の音(問答は無用である;「写真信仰」揺らぐ ほか)

著者等紹介

山本夏彦[ヤマモトナツヒコ]
大正4(1915)年、東京下谷根岸に生れる。24歳のとき名作「年を歴た鰐の話」の翻訳を『中央公論』に発表。戦後『室内』を創刊。同誌に「日常茶飯事」、『文藝春秋』に「愚図の大いそがし」、『諸君!』に「笑わぬでもなし」、『週刊新潮』に「夏彦の写真コラム」を連載。昭和59年に菊池寛賞を、平成2年に「無想庵物語」(文藝春秋)で読売文学賞を受賞した。平成14年10月23日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/10/02

nureyev

0
何だか同じ話の繰り返しだなと思っていたら、本人がそう宣言していた ならば仕方がない2014/08/15

tarazanzan

0
山本夏彦さんの文章は、時々読みたくなるけれど、歯切れがよくて良い感じだ。物知りおじいさんのような。田山花袋の「蒲団」の要約に興味を持つ。テーマを与えて頂いた。2012/02/11

tkm66

0
失礼しました。何かの本と間違えていたらしいです。2011/11/05

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