かさねと昴（３）

著者名：山田金鉄【著】

講談社（2024/01発売）

• ISBN：9784065342275

内容説明

おもちゃの企画開発会社でグラフィックデザイナーをしている柴田かさね（しばたかさね）は、あることで悩んでいた。悩みの発端は、思いがけない事故で同僚の榎田昴（えのきだすばる）のお尻を触ってしまったこと…！ 榎田のお尻の感触が、かさねの大好きなキャラクターの着ぐるみの感触と似ていて興味を持った。けれど、それと同時に、榎田に嫌な思いをさせてしまったんじゃないかという罪悪感が拭えない。榎田は「気にしてない」と言ったけれど、その表情はどこか怯えて苦しそうで…。もっと、きちんと謝らなければ！と強く思うかさね。一方で、榎田にはある隠し事があって――。

3巻では、二人がカップルとしてあんなことやこんなことをしたり、仕事の壁にぶち当たったりします！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[イーダ]

恋愛に浮き沈みはつきものですね。男らしくない自分を卑下してしまうのはわかるけど、かさねちゃんにしても昴くんにしても愚痴吐クズ太郎になれる相手がいるって凄く良いことだと思う。

2024/01/14

[かなっち]

同僚同士の、お尻を触った(笑)ことから始まるラブストーリー第3巻。今巻も男らしくて頼りがいのある、ヒロインのカッコ良さに萌えました。逆に彼の方は、嫉妬や寂しさからグズグズになってましたが。一見女々しく見えますが、それを拒絶することなく、『愚痴吐クズ太郎』という名前を付けての暴露大会が素敵でしたね。と言うか、何でも言い合える仲なのが羨ましく、いつまでも仲良くしていてほしいと思っちゃいます。そして、恋人同士なら直面する初H問題に、2人はどんな答えを出すのでしょうか。次巻発売が、既に待ち切れません。

2024/02/25

[みやび@夜649]

電子。女装や男装や、乙女だけどたまにかっこよかったり、でも嫉妬して反省して泣いちゃったりギャップたまりませんなぁ。

2024/05/27

[Decoy]

なかなかのうじうじっぷり。

2024/02/29

[トラママ]

あらあら気になる終わり方。

2024/01/14