文春文庫<br> アウトサイダー 下

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文春文庫
アウトサイダー 下

  • 著者名:スティーヴン・キング【著】/白石朗【訳】
  • 価格 ¥1,900(本体¥1,728)
  • 文藝春秋(2024/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784167921651

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内容説明

スティーヴン・キングが描く、不可能な事象の裏に潜む圧倒的恐怖

惨殺事件の罪を無実の男に着せた〈アウトサイダー〉。悪意に満ちた「それ」を倒すことはできるのか。

ラリーが少年の遺族によって殺された。警察は捜査の終結を宣言するが、刑事ラルフは違和感を覚える。探偵の手も借り独自に再捜査をはじめたラルフ。過去の類似事件を辿る中で、他人の姿に変身し凶行に及ぶ〈アウトサイダー〉の存在が見えてきて……。恐怖の帝王が圧倒的緊迫感で不可能犯罪を描く、傑作巨編。解説・朝宮運河

※この電子書籍は2021年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンイチミズバ

72
悪とは得体の知れないもの。人間のすることとは思えない犯罪。だとすると人間ではないモノが犯人なのかも知れない。可能性を頭から排除しなかった面々はラストでいよいよ。ホリーのキャラがとてもいい。闇に立ち向かう光のようで。ただ、おばあちゃんに近い年齢なんだろうし、内向的で、少し神経過敏にルーティーンを遵守しなくては落ち着かない。そのホリーが物体Xに向かってあれほどの放送禁止用語をぶちかまし、しまいに自作の武器で叩きのめす。家族愛と誠実な気持ちと、そして正義を信じる強い心が悪を倒したのか。それにしても犠牲は大きい。2024/03/15

ひさか

20
2021年3月文藝春秋刊。2024年1月文春文庫化。驚くべき異能力を持った犯人を追い詰めるホリー・ギブニーが魅力的。下巻も長かったが、ラストで心が晴れた。2024/02/14

ロックスターKJ

3
評価:★★★★☆ 4点 下巻はホリーが探偵役となり、ホラー小説となる。ホリーが周囲を徐々に説得していくところ、洞窟での戦いが読みどころだった。読後感もよく面白かった。2024/04/09

吉田正

2
加速度的に楽しくなる2024/02/02

mcbook

1
☆2 アメリカ的会話がどうしても冗長に感じてしまうことや、最後のあっけない感じなど、今一つだったな。2024/03/30

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