内容説明
『源氏物語』の作者は紫式部ではない。
千年ものあいだ読み継がれてきた古典文学の傑作『源氏物語』には、数多くの誤りや矛盾そしてくいちがいが存在し謎が多い。
その謎を解く鍵を求めて、乱歩賞作家が実作者の立場から縦横に作品を分析解剖し、大胆に推理した結論とは!?
誰もが信じて疑わない「紫式部“作”」という言い伝えを覆した画期的な源氏物語論。
古典文学愛好家必読の書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kaboking
1
20年以上前に読み、大いに影響を受けた。通常とは違う角度から源氏物語を読み込んだ、たいへん面白い本である。何より定説を疑うという事を初めて教えて貰った本。これを読むまで源氏物語の作者は紫式部と、全く揺らぎなく信じていたのだ。疑いの余地があるなんて、考えた事も無かったのだから。2016/03/21
たむ
0
作者は紫式部とも限らない。貴族の日記に記されてもいない。ただ紫の君とからかわれた事。御堂関白記に書かせていると記されていたのなら間違いないが。日記は一部しか現存していないが。矛盾をいくら書いても結局は希代のスーパーヒーローが文化や芸術について語るカルチャー小説。不敬はテーマではない。筆者が書いていますが歴代の上つ方も熱心に研究しているのです。千年前も受け入れられても不思議じゃない!後の人々ではなく上梓されたばかりのホットノベルとして書かれていた。でも大変面白く読ませていただきました。2015/11/22




