内容説明
大国カザックの美しく聡明な王太子フェルドリックから小国ハイドランドに舞い込んだ突然の縁談。それは美貌の姉姫ではなく、政務に長けた地味な妹姫ソフィーナへの話だった。甘いプロポーズに喜ぶソフィーナだが、「着飾らせる必要もない都合がよい姫だ」と話す王太子と鉢合わせてしまう。幼い頃から密かに想いを寄せていた王太子の正体は、計算高く意地悪な猫かぶり!
そうして最悪な始まりで迎えた政略結婚生活。だけど、王太子にもソフィーナへの隠された特別な想いがあって!?
【登場人物】
◆ソフィーナ
ハイドランド王国第二王女。政務に通じている聡明な姫ながら地味な容姿がコンプレックス。
◆フェルドリック
カザック王国王太子。誰をも魅了する美青年だが、内面は辛辣。実はとある葛藤を抱えている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
21
地味で賢い王女と、美しくて腹黒で自身があるんだかないんだかわからない王太子の両片想い?賢いはずのソフィーナが最後「なんで?」って行動に出るので、次巻があるならいろいろ明かしてほしい。2024/02/03
ぐっち
16
続きを買ってきたので再読。政務にたけた第二王女に、初恋の王太子からのプロポーズ…。フェルドリックの言動が不器用では済ませられないレベルなのも気になりますが、賢いはずのソフィーナが一人で祖国に戻ろうとするのが、ひとりで戻ってどうする?となります。続けて2巻へ。2024/04/20
うめきち
13
王太子の真意がわかりにくい分、先が読めず思いの外夢中になってしまった。すぐに次が読みたい。しかし、読みづらい。何のことを言ってるの?と何度も読みなおしてしまった。2024/08/30
ruruco
8
1.2巻続けて読むことをオススメ。間があくとかなりストレスがたまるお話。ところどころ分かりにくい文章があったが読み応えはあり。美姫と評判高い姉ではなく自分が初恋の隣の大国の王太子に見初められたと喜んだのもつかの間、すぐにそれが自国の力をそぎ落とすための戦略だと本人から聞かされる王女ソフィーナ。初恋の人の棘もあるが無自覚な言動に気持ちを上げられたり下げられたり。嫌いになりたいのになれない、優しい言葉にときめきたくないのにキュンとなってしまう切なさ。ソフィーナの感情に同調して思わずうるっとなる場面も多かった。2024/11/08
栗山いなり
7
小国ハイドランドの第二王女ソフィーナが大国カザックの王太子に嫁ぐ事から始まるファンタジー小説。やっぱりメディアワークス文庫は真面目にはシンデレラロマンスはやらないなと思った(それがいいんだが)。にしても続くような終わり方だったのは驚いた2024/01/29
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