角川文庫<br> 事故物件探偵 建築士・天木悟の執心

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角川文庫
事故物件探偵 建築士・天木悟の執心

  • 著者名:皆藤黒助【著者】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • KADOKAWA(2023/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041144060

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内容説明

憧れの建築士・天木悟に近づきたい。
そう思って横浜の大学の建築学科に入学した織家紗奈。
早速天木がゲストで参加する講義に参加したものの、
壇上にいたのは天木だけではなく……。
しかし講義終了後、織家は天木から「君は見える人だろう?」と声をかけられる。
そして幽霊が見える力で「事故物件調査」のバイトをしないかと誘われ……。
若手天才建築士の裏の顔はなんと、「心理的瑕疵」を取り除く建築士!? 
天才とその助手の事故物件事件簿!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

90
作者の作品は初読み。事故物件探偵、建築士となってるけど、建築ミステリーより心霊ホラー色強めの内容だった。続編ありきなんだろう。霊が視える助手織家紗奈の実家や、建築士天木の大学時代の同級生で不動産屋代表空橋の祖父の別荘等身近な所から。そして天木の設計した白い家の謎は明かされていないのでどの様に発展していくのか。個人的にはもう少し建築の蘊蓄、知識等を絡めて欲しかったかな。2024/04/24

坂城 弥生

39
樹木子の話は本当に怖かった。2024/02/02

よっち

35
憧れの建築士・天木悟を慕って、横浜の大学の建築学科に入学した織家紗奈。その天木から幽霊が見える力で事故物件調査の助手に誘われる事故物件事件簿。壇上にいた幽霊の存在に気づいた彼女に持ちかけられた、心理的瑕疵を取り除く建築士の助手仕事。自らが住むアパートの幽霊問題を解決した結果として、事務所に住み込みで働くことになる紗奈。木目の家や望まぬ同居人の思わぬ結末にも驚かされましたが、白い家は恐ろしかったですね…。一緒に様々な経験を共有していくうちに、なかなかいいコンビになっていった二人の物語をまた読んでみたいです。2024/02/05

33
軽い感じでサクッと読めた。もう少しホラー要素が欲しい。2024/01/13

Kazuko Ohta

26
『変な家』を購入したさいにこれも目に留まってなんとなく。軽いけれど、ほどよい怖さのホラーでした。主人公は、中学生のときに修学旅行先の町で住宅地に迷い込み、目の前に現れた家に一目惚れ。その建築士に憧れて大学の建築学科に進みます。憧れの相手の特別講義を聴講する機会に恵まれたというのに、壇上の君にかぶさる幽霊。嬉しくもない「見える」能力のせいで、図らずも建築士の事務所でバイトをすることに。またシリーズものに手を出してしまったわけですが、心理的瑕疵物件の話にもかかわらず、心理的負担はなく読めそうなのがありがたい。2024/03/19

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