内容説明
天保の世、祈祷を生業とする幻斎は、菅原道真の裔として、数奇な血脈を享け継ぐ。川面に気配を見てとると、今日も依頼が。とある旅篭を訪ねた幻斎。夜半、首に縄かけ縊死そのままの女がぼうと浮かび…。平岩弓枝氏絶賛、傑作怪異譚五篇。
感想・レビュー
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あここ
1
道真さんの子孫って設定やけど、さほど重要とは・・・出自に謎があるみたいやしこれから分かるんかもしれんけど。霊媒師さんしてはる。近所の「姿見橋」に霊だか怪しい影が映るのが見えはる。何か起こりそうやなぁ。。呼んではるなぁ。。って分からはる。ぽちぽち仕事も入るので依頼者関係の怪しいものが見えはる。結局人間の起こしてる事件やった。とか多いけどホントに怪異で。全て解決できるわけじゃない。人間相手ちゃうからどうもできひんこと多し。あっっとゆう間に首千切ったりしはるし。。そこまで怨み持って死なんならんかった霊が悲しい2012/04/15